明日もきっと、はなまる日和

☆子育ての事を中心に日々の出来事を色々と書いています☆

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【小学2年生・算数】(13-1)かけ算

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※算数や国語は、地域や同じ区内でも学校によって習う順番や進み具合に違いがあります。

2年生の算数の最重要課題?とも言える「かけ算」が2学期に入ってから始まります。

 

小学2年生の算数で一番大事で大変なのが「かけ算」ではないでしょうか?

だいたいは2年生の2学期に入ってから学習する小学校が多いかと思います。

とうとう、やってきました「かけ算」。。。

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九九です。

私がかけ算を習った当時(はるか、はるか昔)は「いんいちがいち、いんにがに、いんさんがさん・・・」とか「にいちがに、ににんがし、にさんがろく・・・」とか順番に言っていくのから始まり、各段を間違わずに早く言うことが出来るかのタイムレースみたいのをしたり、ランダムに出す問題にすんなり答えたり。

などなど・・・かけ算を早く言えるようになる事って必要だったんだろうか???なんて今だに思いつつ、今の時代ではどうやって九九を習うのかな?とか考えていたら、思いっきり私の時と同じ学習方法でございました (^_^;)

 

【同じ数のまとまりが幾つ分あるか?】
かけ算九九ですが、いきなり「2×1=2」「2×2=4」「2×3=6」・・・と数式を覚えていくのではなく、最初はかけ算の考え方を学習していきます。

(例題)同じ数のまとまりが幾つありますか?また、全部で何人いるでしょうか?

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コーヒーカップの乗り物に人が乗っているイラストです。

どのコーヒーカップにも4人ずつ乗っているのが分かります。

例題文の「同じ数のまとまりが幾つありますか?」とう問いは「同じ数のまとまり(4人ずつ乗っているコーヒーカップ)が幾つありますか?」という質問になります。

イラストを見ると「4人乗っているコーヒーカップ」が「5つ」あります。

次に、問題文の「全部で何人いるでしょうか?」の部分は、「4人乗っているコーヒーカップ」が「5台分」ありますので全部の合計人数になります。

「4(人)」を「5(台分)」ずつ足すことで、合わせた全員の人数は「20(人)」になります。

これを足し算の数式で表してみると以下のようになります。
4+4+4+4+4=20(人)

上記の書き方でもコーヒーカップに乗っている合計人数を出すことはできますが、数がもっと大きくなっていった時などに、その都度「〇+〇+〇+〇+〇+〇+・・・・・」と計算をしてくと時間がかかりますし、書くのも大変です (*´Д`)

そこで、同じ数のまとまりが幾つあるか?で全部の数の合計を求める事ができる計算があります。

それが「かけ算」になります。

 
【かけ算の式に表わす】

それでは、例題を元に「同じ数のまとまりが幾つかある時は、かけ算の式に表すことが出来る」ということを実際に考えていきたいと思います。

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 コーヒーカップに乗っている全員の合計人数は「4人」ずつの「5台分」で「20人」になります。

これをかけ算の式に表わすと以下のようになります。

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                                                  ↓

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このように「1つ分の数」に他の数を表している回数分(いくつ分)だけ加えた(例題:4+4+4+4+4/4を5回足した)合計数(20人)」を「×(かける)」を使って表す式のことをかけ算と言います。

 
「×(かける)」を使って表すことで「〇+〇+〇+〇+〇・・・」という書き方よりも簡単で計算も早くできるようになります。

 

同じように、次の問題をイラストを見て「かけ算の式」で表してみましょう。
【問題1】

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まず、イラストから「2人ずつ乗った白鳥のボート」が「5つ」あるのが分かります。
→ (人が乗った白鳥のボート)が(台分)

→  (2が5つ分)

→  (人) × (台)

→       答え:  ×   

 

【問題2】

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こちらは「1箱に3個の石鹸が入った箱」が「7つ分」あるのが分かります。
→ (1箱に個の石鹸が入った箱)が(つ分)

→  (3が7つ分)

→  (個) × (つ)

→       答え:  ×   

 

 【問題3】 

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こちらは「1ケースに6本のりんごジュースが入ったケース」が「3つ分」あるのが分かります。
→ (1ケースにリンゴジュース本)が(つ分)

→  (6が3つ分)

→  (本) × (つ)

→       答え: ×   

 

このように「×(かける)」を使ったかけ算の数式で表すと「〇+〇+〇+・・・」で書くよりも簡単で分かりやすくなります。 

  

【かけ算を覚える順番】

まずは、かけ算がどのような仕組みなのかを簡単に学習してから本格的に1段ずつ学習していく事になるのですが、実は「1の段」から順に・・・ではありません。

(だいたいの小学校では)最初に覚えるのは「5の段」からになります。

その後は「2の段」から「3の段」「4の段」、飛んで「6の段」「7の段」「8の段」「9の段」までいって、最後が「1の段」になります。

「5の段」から始める理由は、たぶん1年生の時の算数の大きな数などの授業で5や10のまとまりを作るという事をやったので、5ずつ増えていくという事が理解しやすいというのがあるのかな・・・と勝手に思っているのですが (^_^;) 

 

そんな感じで、小学2年生の2学期の算数はかけ算中心の授業になるかと思います。

おそらく九九を順番に言ったり、暗記したり、早く言えるように練習したりという宿題も出されると思います。

かけ算九九は暗記モノです。
学校だとお友達と一緒にだったり競い合ったりで、頑張って覚えて帰ってくることが多いので、算数の授業で九九を習って帰ってきた日は、家でも更に復習すると良いかもしれません☆彡

毎日続けるという事は大変ですが、学校に行くまでの朝のちょっとした時間や夜寝る前など、1日1回でも良いので九九を言う習慣をつけてみはいかがでしょうか???

継続は力なり!!!です (#^.^#)