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【小学2年生・算数】(13-2)かけ算の答えの求め方

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※算数や国語は、地域や同じ区内でも学校によって習う順番や進み具合に違いがあります。

今回は「かけ算の答えの求め方」についてです。

 

かけ算の答えの求め方を考えていきたいと思います。

【かけ算の答えの求め方】
3+3+3+3+3+3+3+3=?のように「同じ数を足していく」数式は書くのも計算するのも面倒です。
このように同じ数のものがいくつ分あるか?の合計数(総数)を求める計算の場合には「×(かける)」という記号を使って表すと便利です。
この計算がかけ算です。

(例題)赤いおはじき、緑のおはじき、青いおはじきが各4個ずつあります。
おはじきは全部で何個あるでしょうか?

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赤色・緑色・青色のおはじきが、それぞれ4個ずつあります。

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①イラストを元に「かけ算」の式に表わしていきましょう。

 → 「(1つの色のおはじきの数)個ずつ」が「(いくつ分)色分」で = 「全部の数」

 → 「4個」 が「3つ分」で = 全部の数

 →   +  +  = ?

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②同じ数が幾つか分ある場合は「×(かける)」を使って数式で表すことが出来るので「4+4+4=?」をかけ算の数式で表すと、4を3回足すので
 →  4 × 3 = ?  となります。


②次に「4 × 3=?」の答えの求め方を考えてみましょう。

「4 × 3」は「4が3つ分」で「4 + 4 + 4」と同じです。
「4 + 4 + 4」は「12」と計算できるので「4 × 3」の答えも「12」となります。
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→ 4 × 3 = 12(4かける3は12)という答えになります。


同じように次の問題を「かけ算」の数式を使って考えてみましょう。
(問題1)チョコレートを1人に3枚ずつ配ります。5人分ではチョコレートの枚数は全部で何枚になるでしょうか?

1人に3枚ずつのチョコレートを5人に配ります。

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「(1人に配るチョコレートの枚数)枚ずつ」が「(いくつ分)人分」 = 「全部のチョコレートの枚数」になります。

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「1人にチョコレート3枚ずつ」が「5人分」なので、足し算の式で表すと「3+3+3+3+3」となります。
この足し算の式を「かけ算」で表すと3を5回足すので「3×5(3かける5)=?」という数式になります。

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「3+3+3+3+3=15」になるので「3×5=?」も「15」という答えになります。

 → 答え「チョコレートの合計数は15枚


かけ算は「九九を丸暗記する」というイメージが強いですが、どうして「3×5=15」となるのか?ということを理解した上でかけ算九九を覚えることは大事だと思います。

かけ算の仕組みについては、実際に物(おはじきや1年生で使っていた算数ブロックなどある程度の数量がある物)を使って実際に数をかぞえながらやっていくと、より理解度が増すかもしれません (#^.^#)

かけ算の仕組みが分かったところで「かけ算九九」の学習に入っていきます。