意外と使えるかも?「100均の百マス計算ドリル」
100均のお店には幼稚園~小学生向けのちょっとした知育や勉強用のドリルが売っていることがあります。
我が家では今までに何冊か買って娘にやらせてみたことがありますが、意外と使えるドリルも多いような気がします。
その中の1冊がこれです、百マス計算用のドリルです。
「百マス計算」と言うと、陰山英男(かげやま ひでお)さんの陰山メソッドが有名かもしれませんね。
「百マス計算」とは・・・縦(10マス)×横(10マス)の一番上と一番左に数字をランダムに書かれていて、その数字が交差したマス目に指示された計算方法(たし算、ひき算、かけ算、わり算)の答えを書いていくという計算問題です。
我が家が100均で買った百マス計算ドリルは、百マス初心者の人のためにマス目が少ない問題から始まっていきますので、いきなり10×10段の問題を解くようなことはしません。
マス目の少ない問題から解く練習が出来るので、少しずつ慣れていくことが出来ます。
中身はこんな感じです。
本当は陰山英男さんのドリルを買おうかと思ったのですが、せっかく買っても娘が興味を持たなかったり、面倒くさがってすぐにやらなくなってしまったら勿体ないなと思っていて。。。
そうしたら、たまたま100均のお店でこの百マス計算ドリルを見つけた訳です。
もし娘が興味を持たなかったり、やる気にならなかったとしても100円だったらまぁいいか・・・と思えたので、とりあえず100均のドリルをやらせてみて続けられそうだったら陰山英男さんのドリルの方も買おう!と決めました。
このドリルは割りと前に買ったのですが、最初は計算の仕方も分からないしマス目の多い問題を見て「こんなに解くの・・・?」とテンションはやや下がり気味だった娘。
我が家の定番、お勉強ドリルをスキャナーで読み取ってデータ化して何度も印刷できるようにしておいて、最初はマス目の少ない問題を繰り返しやらせるようにしました。
問題の解き方も慣れてきてから少しずつマス目の多い問題をやらせるようにしていきました。
小学校に通い始めると学校の宿題だったり、他の勉強もあったりで百マス計算ドリルを毎日やらせることはちょっと難しくなっていたのですが、新型コロナウイルスによる3月からの休校続きで時間がちょっと出来たので、最近また百マス計算をやらせています。
久しぶりにやっても、前にやったのを何となく覚えているようですぐに要領を得て、どんどん計算できるようになっていました。
私はいつも娘の苦手な所や出来ない所ばかりに目がいってしまい「それを補うには何をすれば良いか」「どうすれば娘の学力が少しでも上がるか・・・」そればかり気にしていたような気がします。
でも、それだけではなく娘もちゃんと成長している事をこの休校中に知る事が何度かありました。
例えば、殆ど出来ないと思っていた縄跳びの二重跳びが出来るようになっていたり、一輪車に普通に乗れるようになっていたり、折り紙の鶴を久しぶりに折っても私に聞くことなく一人で仕上げまでちゃんと折ったり、久しぶりにやった百マス計算をスラスラと解いていったり。。。
周りから見たら、そんな事くらいで?・・・と思う事かもしれませんが。。。
今までは「アレやりなさい」「コレやりなさい」ばかり言って、課題をやらせて娘が出来るようになる事を1つでも増やすことに目がいっていた私でした。
夏休みのような普通の長期の休みとは違う、外出をなるべく控えないといけないような外出自粛も併せた休校中の毎日で、今までよりも娘と一緒にいる時間が多くなったので気付けたことだったかもしれません。
よく子育ての本などで「ちょっとした事でも、当たり前の事でも子供が出来たことを大袈裟に褒めてあげて下さい」という文言を見かけますが、確かにそれは大事なのかもしれないとこんな時間の過ごし方をするようになって、何となく気付けたダメな母親の私です m(__)m
もちろん、これからも娘が出来るようになることを1つでも増やしてあげたいと思う気持ちは変わりません。
でも、娘が出来ていることにもちゃんと目を向けて褒めてあげることも同じようにとても大事なんだと分かりました。