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【小学2年生・算数】(8)文章題を「テープ図」で表してみる

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※算数や国語は、地域や同じ区内でも学校によって習う順番や進み具合に違いがあります。

 

1000までの数についての学習の次は「たし算・ひき算の文章題をテープ図で表す」という学習をおこないます。

 

「たし算・ひき算の文章題をテープ図で表す」というのは文章題を読み、その内容をテープ図で表します。そして、その図をもとに実際の計算式を導き出し答えを出すことです。

 

ここで突然出てきた「テープ図」という???な言葉。

 

「テープ図」とは文章題などの問題文の中の数量の関係を線分を使って表したものです。

 

テープ図で表すことにより問題の内容や数量関係が目で見て分かりやすくなるので、そこから数式を導き出せるようになりやすいという事のようです。

 

【例題1】赤いリンゴが9個、オレンジが6個あります。リンゴとオレンジを合わせた数は全部で15個になります。この事と図で表してみましょう。

まずリンゴが9個、オレンジが6個あります。

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リンゴ9個とオレンジ6個を合わせた数は15個です。

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上記のイラストの一番下の帯で表した図の部分が「テープ図」になります。

仮に問題が「赤いリンゴが9個、オレンジが6個あります。合わせて何個ありますか?」という文章題だった場合は、上のテープ図の「合わせて15個」の部分が「?」となり求める部分になります。

 

文章題でこのように数量関係をテープ図で表すことにより、何を求める問題なのか?が分かりやすくなります。

 

では他の文章題でも考えてみたいと思います。

 

【例題2】エンピツが15本、色鉛筆が7本あります。合わせて何本になるでしょうか?

この問題をテープ図で表してみると次のようになります。

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 この文章題では、エンピツと色鉛筆を合わせると何本になるかを求める問題になります。

このテープ図をもとに数式で表すと

「エンピツ15本+色鉛筆7本=?」となり

「15+7=22」で

答えは「22本」となります。

 

 

【例題3】青いビー玉と黄色いビー玉が合わせて30個あります。このうち青いビー玉は11個です。黄色いビー玉は何個でしょうか?

テープ図で表してみると以下のようになります。

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 この場合は全体の数が分かっていて、黄色いビー玉の数を求める問題になります。

テープ図をもとに数式で表すと

「青いビー玉と黄色いビー玉の合わせた数30個-青いビー玉11個=黄色いビー玉?」となり

「30-11=19」で

答えは「黄色いビー玉は19個」となります。

 

 

【例題4】160円のキャベツと50円の玉ねぎを買いました。合わせて何円になるでしょうか?

テープ図で表してみると以下のようになります。

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【例題2】と同じキャベツの値段と玉ねぎの値段を合わせた足し算の文章題になります。 

このテープ図をもとに数式で表すと

「キャベツ160円+玉ねぎ50円=?」となり

「160+50=210」で

答えは「キャベツと玉ねぎを合わせて210円」となります。

 

このような感じで文章題を解くことがちょっと苦手な場合は、最初のうちはテープ図や自分なりに分かりやすい図式で問題の内容を図式化してみても良いかと思います。

 

でも、テープ図で表すという作業は「文章題の内容を理解しやすいように図で表してみる」という計算問題を解くための”手がかり”のようなものになりますので、後々には図式化する事なく文章題の内容を読んで内容を理解して、数式を書いて答えを出せるようになることが大事になります☆彡