【低学年・おすすめ本】アンデルセンどうわ15話
子供の頃から本を読むことは大切だとよく言われています。
本を読むことで語彙力が伸びたり、読解力(読み解く力)や文章を書く力もついていきます。
また、物語を読み進めていくことで想像力が膨らみ感受性も豊かになります。
ここでは、小学1年生におすすめの本を紹介したいと思います。
アンデルセンどうわ15話
読み聞かせや、1人読みにもピッタリな「名作よんで よんでシリーズ」の中の1つ、アンデルセンのお話集です。
3才~6才向けとなっていますが、小学校低学年でも楽しめる本です。文章は漢字表記が多用されています。もちろん全ての漢字にフリガナがふってありますが、1人読みをするには小学生になってからでも十分活用できると思います。
収録されているお話は「親ゆび姫」や「みにくいアヒルの子」、「すずの兵隊」、「はだかの王様」、「人魚姫」、「赤い靴」など知ってる話が沢山あります。
イラストが可愛い
私がこの本を買った理由の1つに、イラストの可愛さがあります。
各話で描かれているイラストは、幼児教育で評価の高いイラストレーターさん達によるイラストです。
それぞれ話に合ったイラストで、私はどれも可愛いくて好きです (*^^*)
悲しいお話もあるアンデルセン童話
アンデルセン童話集では「マッチ売りの少女」がおさめられている事が多いですが、マッチ売りの少女って悲しい物語だと思います。
マッチを売らないとお父さんに叱られてしまうので寒い中、全部売れるまで帰れません。しかも雪が降っているのに裸足です。どんな父親なんじゃい!って感じですが…(~_~;)
売れなかったマッチに火をつけると、暖かいストーブやご馳走が現れて少女は火が灯っている間は幸せを感じています。そしてたくさんのマッチの火が空へ昇り星になりますが、その中の1つが流れ星になりました。
最後のマッチをつけたら、少女を可愛がってくれていたおばあさんが現れて二人で空高くのぼっていきました。
…とまぁ、何とも悲しいお話ですが、年末の雪が降る寒い中に裸足でマッチを売らせる愛情のかけらもない父親に育てられるよりは…と思ってしまいますが (T_T)
全てがハッピーエンドだらけの話も変だし、こういう話も必要なんですよね (^_^;)