【小学1年生・国語】(6) は、を、へ の使い方
※算数や国語は、地域や同じ区内でも学校によって習う順番や進み具合に違いがあります。
長音・促音・撥音の他に「は」「を」「へ」などの「くっつき言葉」の使い方を学習します。
「くっつき言葉」とは、言葉と言葉を繋ぐ時に使う言葉(助詞)です。
くっつき言葉の例文
・わたしは こうえんへ いきました。
・ぼくは ぼうしを かぶります。
・おもちゃを はこへ しまいました。
などです。
「わ」と「は」、「お」と「を」、「え」と「へ」の正しい使い方ですが、大人からみると当たり前のことで簡単に思えますが、小学1年生は間違えることが多いのです (*_*)
よくある間違い
(正)「わたしは」→ (誤)「わたしわ」
(正)「おかあさんを」→ (誤)「おかあさんお」
(正)「がっこうへ」→ (誤)「がっこうえ」
などです。
【は】【を】【へ】の正しい使い方をどのように教えたら良いかというのは結構、悩ましかったりします… (+_+)
【は】【を】【へ】の使い方を教えるには・・・。
・「わたし」+ は =わたしは
・「おりがみ」+ を =おりがみを
・「こうえん」+ へ =こうえんへ
・「えほん」+ を =えほんを
↑このように、くっつき言葉という位なので、1つの意味のある言葉(単語)の後にくっつけるのが【は、を、へ】
一方、以下のように↓↓↓
・なわとび
・あさがお
・おえかき
・わたあめ
という様に、その言葉がないと意味が分からない場合、単語の頭か途中に入れる時に【わ、お、え】の方を使います。
…というのが、一番教えやすくて理解してもらいやすいのではないかな~と思います (*^^*)
学校の授業での学習や宿題
以下のように正しい方を選んだり、空欄になっている部分に正しい言葉を書いたりする問題を解いて学習していきます。
【問題例文】
(1) このかわに〈わ、は〉、〈わ、は〉にがいます。
(2) 〈お、を〉かあさん〈お、を〉、よびました。
(3) 〈え、へ〉き〈え、へ〉、むかえにいきました。
(4) 〈お、を〉きどけい〈お、を〉、〈お、を〉きました。
(5) □の中に「お」か「を」を書きましょう。
→ □さら□、あらいました。
(6) □の中に「え」か「へ」を書きましょう。
→ ねこ□、□さをあげました。
全部ひらがなの問題って読みにくいですね… (^_^;)
言葉の練習はひらがなや長音・促音などと同じで、本を読んだり上記のような問題を幾つも解いて言葉に慣れていく事が、一番の上達方法だと思います (^o^)