【小学1年生・国語】(4)長音、促音
※算数や国語は、地域や同じ区内でも学校によって習う順番や進み具合に違いがあります。
国語で、ひらがな50音を習った後に長音や促音の言葉を学習います。
長音とは?
おかあさん・ろうそく・ひこうき・いもうと…などの「伸ばす音」が入る言葉です。
促音とは、らっぱ・こっぷ・がっこう・しっぽなどの小さい「っ」が入る言葉です。
どちらも授業や宿題プリントなどで、なぞり書きをしたりイラストを見て空欄に言葉を書いたりします。
小さい「っ」が入る言葉は比較的覚えやすいのですが、意外と間違えやすくて、ややこしいのが【長音の言葉】です。
長音の中には、音を聞いて話した言葉を実際に文字で書くと微妙に違う言葉が幾つかあります。
聞いて話した言葉と、実際に文字で書くと違う言葉
【お父さん】(正)おとうさん / (誤)おとおさん
【妹】(正)いもうと / (誤)いもおと
【警察】(正)けいさつ / (誤)けえさつ
【王様】(正)おうさま / (誤)おおさま
【氷】(正)こおり / (誤)こうり
【太陽】(正)たいよう / (誤)たいよお
などがあります。
例えば【氷】という言葉は、音で聞くと「こうり」と聞こえますが、文字で書くと「こおり」が正しいです。
また【王様】も音で聞くと「おおさま」ですが、文字にすると「おうさま」が正しかったり…このように、ややこしい言葉があります。
もっと極端に言ってしまうと、【氷】は「こーり」、【王様】は「おーさま」と聞こえたりします。
ただし、ひらがなで長音が入る言葉の場合は、伸ばす文字「ー」(長音符)を使った書き方はしないので、上記のように「氷 → こおり」「王様 → おうさま」という書き方をします。
これが、ひらがなの長音がややこしい原因かもしれませんね… (^_^;)
※余談ですが長音符「ー」は、ひらがな書きでは使いませんが、カタカナで外来語や擬音などを書く時には使います。
長音・促音も、ひらがな同様に本を読んだり、色々な言葉をたくさ ん書いて読みと書きを一緒に覚えていく事が、シンプルなやり方ではありますが一番覚えやすくて良いのかなと思います (*^^*)