絵本「かさこじぞう」
好きな絵本の紹介です。
ご存じの方も多いかなと思いますが「かさこじぞう」です。
イイ人すぎる!おじいさんとおばあさん
人の良いおじいさんとおばあさんは貧乏ながら二人仲良く暮らしていました。
お正月の食事を用意するためにワラで作った笠を町に売りに行ったおじいさんですが全く売れず、帰り道の途中で何体も並んでいるお地蔵様が頭に雪が積もっているのを見て雪を払い、売れなかった笠を一体一体に被せてあげます。
最後の一体だけ笠が足りなかったので、おじいさんは自分の手拭いを頭に巻いてあげ、おばあさんが待つお家に帰ってきました。
貧しい我が家だけど、楽しく過ごしましょう♪と、どこまでも人の良いおじいさん&おばあさん。
お地蔵様たちからの素敵なプレゼント
そんな二人の家の外に歌声が聞こえてきます。
引き戸を開けてみると、なんとそこには野菜やお米などたくさんの食糧が置かれていたのでした。
それは、笠をかけてあげたお地蔵様たちからのお礼の品だったのです。
おじいさんとおばあさんは、そのいただいた食物で新年を迎えたのでした。
・・・という、昔話の定番のようなお話です。
昔話と言えば、ちょっといじわるなおじいさんやおばあさんが出てきたり、意外と残酷な感じだったりするお話もあるけど、このこさこ地蔵はありきたりだけど、読み終わると心がほっこりする話なので、大好きな昔話の1つです。
娘に絵本を買って読んだ時に気に入ると何度も読むことがあって、かさこ地蔵もそうだったんです。
幼稚園に入る前だったので、日中お散歩がてら近所を歩いている時に神社やお寺とかの側を通るとお地蔵様を見つけて「かさこ地蔵だ~」って、よく言ってたのを、今ふと思い出しました (○ ⚈ ◡ ⚈ ○)