明日もきっと、はなまる日和

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学校では教えてくれない大切なことシリーズ(6)「友だち関係~気持ちの伝え方~」

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子供の困った事や不安な事を解消できるヒントになるかもしれない?小学生と保護者向けの「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズの本の紹介です。

「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズとは?

旺文社さんから発売されている小学生とその保護者向けに学校で習う勉強以外の世の中の色々なことについて知っておいた方が良いこと、役に立つことを学べる本です。

2022年5月現在で38冊のシリーズ本が発売されています。

知っているようで知らない世の中の仕組み、人間観海、決まりやルール、お金のこと、物事の考え方、防犯、災害、日本についてなど・・・様々な内容が漫画で分かりやすく説明されている本です。

 内容は小学生向けですが、子育てに悩みや不安がある保護者の方が読んでもためになる本だと思います。

防災や防犯、体や心のこと、世の中のルールやマナー、ネットとの関わり方など子供にどう話したり説明したら上手く伝えられるか言い方に悩んでしまうような内容も漫画を織り交ぜた本なので子供にも解りやすいような気がします。

小学生とその保護者向けなので優しめで丁寧な内容になっていますが、中学生以上が読んでも全然OKな本だと思います。

 

友だち関係~気持ちの伝え方~

そんな中で買ってみたのが「友だち関係~気持ちの伝え方~」という本です。

もともと別の本を買うつもりで行った本屋さんで偶然見つけました。

自分のことを知るのと同じように、お友達(相手)の事や気持ちを知ることも大切です。

娘の小学校生活の中で大きな問題になるような事は今のところ起こってはいませんが、それでも些細な事はそれなりにあります。

何かあるたびに私なりの思いや考えで娘に話してきましたが、それはあくまでも私目線での考えです。

それが一般的で当たり前に近い考えだったとしても、私が言うと感情的になってしまったり小言のように聞こえてしまう事もあったと思うので娘も素直に聞き入れらない部分があったと思います。

そんな時に本屋でこの本を見つけて、私からグチグチと言われるよりもこういう本を読んだほうが娘も素直に受け入れたりしやすいんじゃないかと思いました。

本だと思い出した時に何度も読み返せるし、シリーズの他の本も面白そうな内容のものもあったので読ませてみようかなと思いました。

友だち関係についての本は「自分と仲良く」「気持ちの伝え方」「考え方の違い」の3冊あることが分かりました。

その時は「気持ちの伝え方」だけしか本屋に置いてなかったので、とりあえずその本を買いました。

「気持ちの伝え方」ということで、自分の考えや気持ちを上手に相手に伝えるには・・・?という内容が中心になっています。

中身は漫画みたいに物語調に描かれていて、その漫画には様々なタイプのキャラクター達が登場してきます。


「気持ちの伝え方編」は大まかに4つの内容に分かれています。

 

【1章】色々な気持ちを知る

色々な気持ちとは「うれしい」「楽しい」「悲しい」「恥ずかしい」「腹が立つ」「好き」「嫌い」などの様々な気持ちについて、どんな時にそう感じることがあるかのシチュエーションの例が描かれています。

 

【2章】友達関係の困った・ピンチを解決?

ここでは「ケンカをした」「からかわれた」「悪口を言われた」「勘違いされてしまった」「仲良しの子と離れてしまった」などの友達との間で困ったことが起きた時の気持ちと、対処法や気持ちの持っていき方や考え方?の参考例が描かれています。

困った時の解決方法は、本に書いてあるのと全く同じようにしてみようという事ではなく、あくまでも「こういう考え方をしてみたらどうかな?」とか「こういう対応をしてみるのも良いかもよ」という参考例のような形で書かれています。

例えば、クラス替えやグループ決めの時に仲の良い子と離れてしまった場合に「仲の良かった子が他のクラスになっちゃったから、どうしよう・・・」とか「自分だけ別のグループになっちゃってさみしいな」なんて思ってしまうことがあると思います。

でも、新学期のクラス替えは同じように新しいお友達ができるか不安に思っている子は他にもいます。
仲の良かった子とクラスが離れてしまった淋しさはあるかもしれないけど、新しいお友達が出来るチャンスだとプラスに考えてみよう!みたいな感じのことが書かれています。

大人からしてみれば当たり前のことが書いてあるな~って分かるんですけど、そうなってしまった当事者にしてみれば、特に学生時代は学校で過ごす時間が1日の大半を占めると思うので、この世の終わりじゃないですけどテンションが下がったり落ち込んでしまう子も実際にいると思います。

そんな時に、こういう本を読むことで分かっていたことに気付けたりする場合もあるのかもしれません (#^^#)

 

【3章】友達と仲良くなるためには?

「友達を作りたい」「1人でいる子に声をかけたい」「友達に注意したい」などの時の気持ちときっかけ作りの参考例が描かれています。

「どういう時にそう思うのか」ときっかの作り方やこんな方法もあるよ!といったことが描かれています。

友達になりたいけど、何を話したらいいか分からないとか話しかけるきっかけが難しいとか。
私の人見知りなので、人間関係は今だに悩むことばかりです。。。

対人関係なんて子供だからとか関係ないですね。
大人でも大変ものは大変です (^_^;)

誰とでもすぐに仲良くなれる人が羨ましく思うネガティブ大王の私です (´-ω-`)

 

【4章】自分も友達も大切に。。。

自分の気持ちを知ることについて書かれています。

<自分の気持ちのクセ> → すぐにキレちゃったり、悪い方に考えてしまったり、ネガティブ思考になったり・・・。

自分がどういう風になりがちが知ることで、そうなってしまった時の対処法や気持ちの切り替え方などの参考例が載っています。

自分がどういうタイプか知って、自分自身と仲良くなって大切にしよう!というのがテーマのようです (#^^#)

そして自分を大切にできるようになると相手(友達)も大切にできます。

自分の気持ちに正直になることはとても大事だけど、それだけを突き通すとただのワガママになってしまう事もあります。

「自分と相手が必ずしも同じ考えでいる訳ではない場合もある」という事を知って、違う考えや意見を持った相手も大事にしようということが書かれていました。

本に書いてある通りにすれば必ず上手くいくという事ではありません。
10人いれば10通りの考えがあるし、好きなもの、嫌いなもの、やりたい事も違います。

娘にも本を買った時に「この本に書いてある通りにしたら必ず上手くいくって訳じゃないからね?あくまでもこういう考え方もあるよ、こういう方法もあるよっていうアドバイスだと思って読んでね」と話をしました。

本を読んでみれば本当に当たり前のことを書いてあるんですけど、人生経験の少ない子供にや悩んでガーーーーっと気持ちが落ちてしまったりすると、その当たり前のことに目がいかなくなってしまう事があります。

もちろん子供だけじゃなく大人でも普通にあります。
私もあります。

私も基本的に人見知りで人付き合いが上手とは言えないタイプなので、この本はオバさんの私でも「ふむふむ・・・」なんて思いながら読んでしまいました。

小学生向けの本ですけど、侮れません☆彡
他のシリーズも読んでみたくなりました。

 

 

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