明日もきっと、はなまる日和

☆子育ての事を中心に日々の出来事を色々と書いています☆

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習っていない漢字を使った生徒を褒めたら先生が逆に叱られた???

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小学校で学習する漢字の数は、だいたい各学年100~200字前後ずつです。
昨日見ていたテレビの中で、その漢字について取り上げていた興味深い内容がありました。

 

昨日はTBSの情報番組「グッとラック」内でやっていた「シチューライスのアリ?ナシ?論争」についての記事を書いたのですが、同じ日に同番組でやっていた別の内容について気になったので書きたいと思います。

こちらも、snsの投稿を元に番組内で取り上げていた話題です。

ある小学校の2年生の生徒が、授業で2年生では習っていない漢字を使って作文を書きました。それを見た担任の先生はその漢字の部分に花マルを付けてあげて「まだ習っていない漢字が書けるなんて凄いね!」とクラスのみんなの前で褒めたそうです。

その生徒さんは小説を読んで知らない漢字を覚えたという事で、それを知った他の生徒たちも図書館で本を借りて読むようになりました。

ところが、この一連の出来事を知った管理職の人(どの立場の人かはハッキリ言っていませんでした)から「どうして習っていない漢字を書いたことを褒めたのですか?」と担任の先生が逆に叱られたという事で。。。

管理職の上司からは、その学年でまだ習っていない漢字を使うことを容認していたら生徒が授業を聞かなくなったり、他の生徒と学力の差がつくことで「まだこの漢字書けないの?」という風に他の生徒を見下してしまったり人間性に問題がある子に成長してしまう可能性があるかもしれない・・・みたいな事を指摘されたそうで。。。

担任の先生はその場では上司の先生?に謝ったようですが、納得がいかないのでsnsに投稿したと・・・こんな内容でした。

う~~~ん・・・。

これについては、教育現場には現場の色々な事情があるんだろうなというのは想像できます。でも、担任の先生に指摘する必要はあったのかな?とちょっと疑問。

私は、習っていない漢字が書けた生徒を褒めたという担任の先生は、素敵な先生だと思いました。みんなの前で褒められた事でその子も自信になっただろうし、その事で他の生徒たちも本を自発的に図書室で本を読むようになったりとか・・・少なくともこの件に関してはプラスの効果があったんじゃなかなと思う訳で。。。

もちろん、管理職の上司の方は現場に立つ先生とは違う形で学校教育に携わっている立場なのかもしれないので、言い分も分からなくもないです。

でもやっぱり、その管理職の上司という方の言葉を聞くと「学校ではみんな足並みを揃えて横並びでいきましょう」と言っているようにも聞こえなくもない・・・。

学年ごとにある各教科の学習要項を守ってやっていかないと混乱するとか、作文や書いた文章を生徒同士で読み合いっこするような時に読めない漢字があったら困るとか。
まぁ、確かに言われてみれば・・・って気もしますが、読めなさそうな漢字がある場合はそこにフリガナをふっておけば読めるし。。。

私は、漢字に関してはその学年で習っていない漢字を覚えることは別に問題ないんじゃないと思っています。

「グッとラック」の特集を見ていて、うちの娘が2年生の時のことを思い出しました。

娘が通っている小学校では、入学した1年生の初めの頃は漢字をまだ習っていないので学習プリントやテストの答案用紙など学校で自分で名前を書く時には全部ひらがなで書いていました。

学校では授業で少しずつ漢字を習っていく訳ですが、自分の名前に使われている漢字を習ったらそれ以降はプリントに名前を書く時はその漢字を使って書くという風になっていました。

先生からも「自分の名前に習った漢字が使われていたら、今後は漢字を使って書いてみましょう~」みたいな感じで言われていたようです。

2年生の時点で娘の名前で使う中にまだ学校では習っていない漢字があったのですが、下手ながらもとりあえず自分の名前は全部漢字で書くことが出来ていたので、学校で自分の名前を書く時は習っていない漢字の部分はひらがなで書いていて、家でおじいちゃんやおばあちゃんに手紙を書いたり、自宅学習の勉強プリントとかには全部漢字で名前を書いていました。

そんな感じで使い分けじゃないですけど学校と家とで書き分けていたのですが、2年生の時に学校でやったテストの名前欄にうっかりフルで漢字で書いてしまったことがあったんです。

後日、採点されたプリントを持ち帰ってきたのを見たら名前の部分に小さく赤で直しが入っていました (^_^;)

でもその時の私は気分が悪くなるとか、何で名前の漢字を書いちゃったくらいで直しが入ってるんだろう?とか思うことはありませんでした。

その時は「あ~・・・こういうのは直されちゃうんだぁ・・・」くらいはちょっと思いましたけど、担任の先生も番組で特集されていた管理職の上司みたいに他の生徒を見下すような性格になるから云々・・・と思って直した訳ではなかっただろうし、私も名前の漢字を直されていた事をそこまで深く考えなかったので、単純に「とりあえず学校で習うまでは書かないように言っておこう」と思ったくらいで、なにぃ~!キーーーーッ <(`^´)>とかまではならなかったです。

でも、こんな理由で先生にダメ出しする上司の人がいるのが現実なんですね・・・。

学校では勉強が出来る生徒とそうでない生徒のどちらに基準をあわせて指導していくかというのは、集団で勉強をしている学校においてはなかなか難しい部分ではあるかもしれないですけど。

でも人を見下すかどうかは、その生徒の元々の性格というか資質の問題であって勉強が出来る出来ないは全く関係ないとまでは言わないですけど、必ずしもそうなると言えない気がしています・・・。

何年か前に、学校の運動会の徒競走で順位をつけるとビリになった子が可哀相だから最後はみんなで横並びで一斉にゴールする学校があるとかないとかっていうビックリな出来事が話題になったこともありましたけど。。。

さすがにこの話は私も「何じゃ、そりゃ!」と思ったものです。

優劣をつけると「劣」の方に入ってしまった子は自分は出来ない・ダメなんだと自己否定してしまうからとか、劣等感を抱くことになると可哀相だからとか、驚くような理由だったと思います・・・。

さすがに今はそういう学校や幼稚園はないだろうとは思いますけど (^_^;)

負けたことで悔しい気持ちを知る事もあるだろうし、それによって「よし、次は頑張るぞ!」という感情も芽生えてくることもあると思います。

「どうやったら出来るようになるかな?」と考えたり、負けることが常に良いとは私も思いませんが失敗や負けることで分かることもあるのではないかと・・・そんな風に感じている、出来ないことが非常に多いダメダメな母親でございます m(__)m

漢字の話からズレてしまいましたが・・・とにかく、同じ年くらいの子供がいる私としては知らない漢字をどんどん覚えていく事自体は別に構わないんじゃないかと。。。

習っていない漢字を読み書き出来るようになることで知識も増えるし、色々な本を読めるようになっていくだろうし子供に必要な語彙も増えていくと思います。
あくまでも個人的な考えですが。

娘の通っている小学校では年に2回学校で漢字検定を受けることが出来ますが、自分の学年より上の学年で学習する漢字が出てくるレベル(級)を受けている子も何人かいるようです。

先生にダメ出しをしたその管理職の上司がいる学校では、自分の学年以外のレベルの漢字検定は受けられないようにしているのかしら???そんな事ないと思うんですけどね~・・・。

今まではさほど気にもしなかったような内容ですが、娘が小学校に通うようになってからそういう関連の話題などが妙に気になるようになった私です。

うちも、出来ることなら学校でまだ習っていない漢字をどんどん覚えていってほしいと常に思っていますけど、他にもやることがたんまりあるので(特に算数や空間認識とか)思うように予習はできていないのが現実。。。

漢字をたくさん書ける子もいれば運動神経が抜群な子もいます。
算数が得意で計算が早い子、絵がとても上手な子、歌が上手な子、何も見なくても地図がスラスラ書ける子・・・。

世界から見たら日本の教育は時代錯誤とも取られ兼ねない部分があるかもしれません。生徒それぞれに得意・不得意が事はあると思うので、得意な部分は更に伸ばしていけて不得意な部分もちゃんと理解できるように補っていける、なかなか難しいかもしれないですけど、いつかそんな学校教育になっていってくれると良いのになって思います (*´ω`)

新型コロナの影響で毎年7月に小学校で受験する事ができる漢字検定の1回目は中止になってしまったのですが、年明けの1月か2月の方は行われるのかな?

どうなるか分かりませんが、3年生で習う漢字は200字もあって1・2年生の時よりもちょっと多くて大変なのですが、もし試験が実施されたら受けられるように準備はしていこうかと思っています。