夏休みの思い出2020(ヒマワリとホウセンカを育てる)
新型コロナによって小学校が臨時休校になり、4月になっても休校が続いたので新学年の学習は学校からの課題を元に自宅で開始することになりました。
そんな中で、理科の授業の教材として学校から種をもらいました。
小学3年生になると理科と社会科の教科が始まります。
4月に入って緊急事態宣言が発令されたために学校の休校延長は5月末まで続きました。
そのため、4月からの新学年での学習は最初は学校から配布された教科書やプリントを使って学習していました。
娘は4月から小学3年生になったので理科や社会科の学習も始まったのですが、理科の最初の授業内容は植物や昆虫についてでした。
植物の種や成長過程について学び、学校から副教材?としてプリントと一緒にヒマワリとホウセンカの種をもらいました。
自宅学習で出来る範囲という事で、内容としてはヒマワリやホウセンカの種の形状や色などを観察してノートにまとめたり動画を見たり・・・といった感じのごくごく簡単な学習から始まりました。
ヒマワリとホウセンカの種は家で植えても良いですよと言われたので、娘も「育ててみたい!」ということで、課題が終わってから家で種を蒔きました。
我が家はマンション住まいで残念ながら庭がないので、植物を育てる時は鉢植えになります。
娘も「水やりをちゃんとやる」と張り切っていたし、鉢植えで育てるので大きなヒマワリが咲くのは期待できないかなと思いましたが、理科の学習の一環として植物の成長過程を直に観察することが出来るので良いかなと思いました。
夏休みに入って梅雨が明けてからは晴れの日が続いたので、我が家のベランダ栽培もいい感じで育ってくれていました。
夏休み中は朝から日差しが強い日が多かったので、娘も「暑い!暑い!」と言いながら水やりをして、そのままベランダ掃除という名の水遊びに突入してました。
今年はプールに行けなかったので、狭いベランダで大したことは出来ませんがちょっとの水遊びは大目に見ました。
【ヒマワリ】
種まき後に芽が出て子葉が出来、それから順調に葉っぱが少しずつ増えていきました。
種を蒔いて土から芽が出てきて最初に出来た葉っぱのことを子葉(しよう)というのですが、植物の学習でその「子葉」という言葉を覚えたのでベランダで育て始めたヒマワリの種から芽が出て小さい葉っぱが2つ育ってきた時に「あっ、子葉だ子葉だ」と、教科書と一緒だと喜んでいました。
少しずつ大きくなっていってます。
葉っぱの数も増えてきました。
茎も伸びてきて傾きかけてきたので、支柱をつけました。
鉢の周りに付いている囲いの一番上ギリギリまで伸びてきました。
その後に蕾のようなものが出来てきました。
つぼみが膨らんできました。
鉢植えで育てている割には、ここまでは順調な感じです。
黄色い花びらになる部分のようなところも見えます。
少しずつ、少しずつ花びらが開いていきました。
ちょっと小さいですけど、何とか無事に開花しました。
やっぱり庭のような広い所じゃなく鉢植えで育てていると、これくらいのサイズになってしまうのでしょうか・・・?
でも、これはこれで可愛い気もします (#^.^#)
しかし・・・しばらくキレイに咲いていたのですが、その後だんだんしぼんできてしまいました。
花の命は儚いですね・・・ (*´ω`)
最初に咲いた花が枯れ始めてから、その花のすぐ下あたりから小さい蕾が2~3個ほど成長していって更に小さいヒマワリが追加で咲いてきました。
今は咲いたヒマワリが全部枯れた状態になって、小さく小さくなってしまいました。
このあとに花びらが全部落ちて、しばらくすると中心の茶色っぽい部分が種になっていくようです。
種がうまい感じで出来たら来年また育てる用に収穫して保管しておこうかと思いますが・・・無事にそこまでいってくれるでしょうか???
【ホウセンカ】
ヒマワリと一緒にホウセンカの種も蒔きました。
最初の芽が出てからは、ヒマワリと同様にしばらく順調に育っていきました。
「子葉(しよう)」です
2つのホウセンカの鉢がありますが、左右の鉢で茎の色が一部違っています。
左の鉢の方は少し赤っぽい部分があり、右の鉢の方はグリーンです。
最初に気づいたのは娘だったのですが、調べてみたら茎の色が違うと花の色も違うそうなんです。
右側のように茎の色が緑の場合は白い花が咲いて、左側のように少し赤紫っぽくなっている場合は赤やピンク系の花が咲くようです。
少しずつですが大きく育っていってくれたので、茎の色の違いから違う色の花が咲くという事が分かってどんな風になるか楽しみにしていたのですが・・・なかなか花が咲く気配がないまま数日。。。
その後、ある程度の大きさまで育ったあと成長がピタリと止まってしまいました。
そして最終的には・・・残念なことに花が咲く前に枯れてしまいました ( ノД`)
ヒマワリの方は学校にも咲いているしテレビや本でもよく見る花なので娘も認識していると思います。
一方、ホウセンカは名前を聞いてもどんな花かパッと思い浮かべにくいので、実際に娘が育てて花が咲くのを自分の目で見て確認してほしかったのですが・・・こればかりは、仕方ありません。
学校からはホウセンカの種を2個貰って2個とも植えてしまったので、来年の春頃に娘がまだこれを覚えていてまた育ててみたいと興味を示したら、今度は種を買って再チャレンジしてみても良いかなと思っています。
花屋さんに種を見に行ったら行ったで色々な花や野菜の種が置いてあるので、アレもコレもとか言い出しそうな気もしますが・・・ (^_^;)
そんな夏休みのベランダ栽培の思い出でした。。。