明日もきっと、はなまる日和

☆子育ての事を中心に日々の出来事を色々と書いています☆

スポンサーリンク

【小学1年生・算数】(20)減加法と減減法の違いについて

スポンサーリンク

※算数や国語は、地域や同じ区内でも学校によって習う順番や進み具合に違いがあります。

繰り下がりの引き算の計算では、減加法と減減法という2つの計算方法があります。

例題:16-7=?は幾つでしょうか?

【減加法】16-7=?
減加法とは「一旦引いてから、残りを足す計算方法」です。
①まず、16を「10」と「6」に分解します。
②分解した10から7を引きます。→ 10-7=3
③②で出た3と分解した残りの6を足します。 → 3+6=9
④答え:16-7=9

「減加法」は引き算の問題ですが、引いたあとに「足す」作業が加わるので、少しややこしさがあります (*_*)


【減減法】16-7=?
減減法とは「引いてから更にもう一度引く計算方法」です。
①16を「10と6」に分解できることを考えます。
②小さい数の「7」を、引かれる数(例題で言うと16)の1の位(6)に合わせて分解します。この場合は7を「6と1」に分けます。
③16から分解した6を引きます。 → 16-6=10
④③で出した10から、分解した残りの1を更にもう一度引きます。 → 10-1=9
⑤答え:16-7=9


どちらも、答えの「9」を導き出すことが出来ました。

繰り下がりの引き算では、答えの出し方として上記のように「減加法」「減減法」の計算方法があるという事を学習します。

算数の授業でも2つの解き方がある事を考えさせる事はしますが、「10から引いた残りと、取っておいた数を合わせる(足す)」減加法を推奨しているのかなと感じました (^_^;)

普通に考えたら引き算なんだから、わざわざ足す作業をする「減加法」より、引くだけの「減減法」の方が子供も混乱しないんじゃないか?…と思ったりしますが。。。

何故か引いて足す「減加法」が一般的になっているようです。

市販されている算数ドリルなども、基本的には〈減加法〉での解き方で説明している事の方が多いようです。

でも、中には「減減法」の方がやりやすいと感じるお子さんもいるかと思います。

私は個人的には本人が間違えずに問題を解ける方で良いんじゃないかなという考えなのですが… (*^^*)

学校によっては「繰り下がりの引き算は、必ずこっちのやり方で!」と決めて指導している所も、あるかもしれません。

繰り上がり足し算と同様に学校によって計算方法はそれぞれ違うこともありますので、自宅学習や宿題を見てあげる時などは、お子さんの通われている学校での教え方を確認してみて下さい m(._.)m