【小学1年生・算数】(9)10より大きい数
※算数や国語は、地域や同じ区内でも学校によって習う順番や進み具合に違いがあります。
1年生の1学期は10までの足し算・引き算の学習がメインとなり、夏休み後の2学期から10より大きい数の学習が始まります☆
「10より大きい数」では、20までの物の個数をかぞえたり、順番を理解できるようになるための学習をします。
イラストを見ながら数をかぞえたり、イラストにあわせてブロックでも表示されて視覚的に数量が理解しやすく出来るようになっています。
10までの数は1、2、3、4…と数えてもまだ大丈夫な範囲ですが、10より大きい数の場合に同じように数えていったら、時間がかかってしまいます。
そこで、20までの数は「10のかたまりと、あと幾つか」という考え方をします。
例えば「15」は「10のかたまりが1つと、1が5つ」→「10と5で15」
「17」は「10のかたまりが1つと、1が7つ」→「10と7で17」
という感じになります。
教科書では数える物のイラストと共にブロックが描かれているので、目で見ても理解しやすいです。
「15」をブロックで表すと
□□□□□□□□□□(10のブロックのかたまり1つ)
□□□□□(1のブロックが5つ)
数字で表すと →「10と5で15」になります。
同時に「15は10と5」という考え方も習います。
これは数の合成と分解になります。
「10と5で15」は、合わせていくつ(合成)
「15は10と5」は、分けるといくつ(分解)
になります。
また、以下のような表しかたも出来ます。
10 5
\ / (10と5で15)
15
15
/ \ (15は10と5)
10 5
20までの数が「10と幾つに分かれるか」という考え方を覚えられれば、10以上の大きい数も理解しやすくなると思います (^o^)