【小学1年生・算数】(7)どれだけ多い?
※算数や国語は、地域や同じ区内でも学校によって習う順番や進み具合に違いがあります。
「残りはいくつ?」とは別の考え方で引き算を学ぶのが【どれだけ多い?】です。
「残りはいくつ?」も「どれだけ多い?」も、どちらも引き算の計算になります。
この2つの違いは何でしょうか…?
「残りはいくつ?」は、初めにある数からある数を取った(引いた)数を求める考えです。
□□□□□ (初めにある数がら5つ)
↓
□□□ ⇒ □□ (そこから2つ取ると)
↓
残りは □□□ (3つ)
それに対して「どれだけ多い?」は、2つの数を比べてどちらが何個多いか求める考えです。
ブロックの絵で表すと↓こんな感じになります。
【問題】白いブロックは黒いブロックより何個(どれだけ)多いでしょうか?
□□□□□□□ (白いブロックが7個)
■■■■ (黒いブロックが4個)
白いブロックと黒いブロックを1つずつ線で繋ぐと、黒いブロックと繋げない白いブロックが3つ残るのが分かります。
□□□□□□□
ⅠⅠⅠⅠ
■■■■
この残った白いブロック3つが黒いブロックより多いという事になります。
これを数式で表すと
7-4=3 (7ひく4は3) 答え:白いブロックが3個多い
となります。
「どれだけ多い?」は多い(大きい)数から少ない(小さい)数を引く「引き算」になりますね (^-^)
ブロックやおはじき等を使い、自分で動かし確認して残りはいくつ?やどれだけ多い?がどのような仕組みで成り立っているかを理解する事で数式の計算問題も理解しやすくなるのかなと思います (^-^)