明日もきっと、はなまる日和

☆子育ての事を中心に日々の出来事を色々と書いています☆

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【小学1年生・算数】(4)いくつといくつ?

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※算数や国語は、地域や同じ区内でも学校によって習う順番や進み具合に違いがあります。

GWを過ぎたあたりから「いくつといくつ?」という足し算・引き算にとても必要な「数の合成と分解」についての学習が始まります☆

お子さんが、かずの勉強を始めた時に初めに「1、2、3、4、5…」と数字を順番に覚えるところからスタートした事と思います。
幼稚園の時に100までスラスラと言えるお子さんもいたりしますね。

でも「じゃあ、5っていくつといくつで出来てるか分かる?」と聞くと「???」となる事があります。
もちろん、ちゃんと理解しているお子さんもいると思いますが、だいたいは「…ん?」となるのではないでしょうか。

「5という数字」は知っていても「5がどのような集まりで出来ているか?」は分からない場合が多かったりするのです。

算数で10までのかずを数える授業の次は、1つの数字がいくつかの集まりで出来ている事を学習します。それが「いくつといくつ?」になります。

この「いくつといくつ」を理解する事は、この後に学ぶ足し算・引き算(特に繰り上がり・繰り下がり)の計算をする上でとても大切になりますので、最初の大事なポイントになります☆☆☆

学校では算数ブロックやおはじきなどを使って学びます。実際に物を動かしながら考えると、より理解しやすくなると思います。
ご自宅にも同じ物があればそれを使うのがベストですが、なくても色々な物を活用できます。
例えば、お菓子やオモチャ、鉛筆など色々と使える物があります。

【学び方】
・同じ物を4つ用意し、何個あるか数えさせます。
・まずは「1個と3個」に分けて、4個は1個と3個に分けられ、また1個と3個を合わせると4個になる事を教えます。
・次に「2個ずつ」に分けて同じように数え、4個は2個と2個にも分けられる事を教えます。
・このようにして「4個という数」は「1個と3個で出来ている」または「2個と2個で出来ている」という幾つかの表現の仕方で表せるという事を教えてあげて下さい。

同じように、
★「5」は「1と4」「2と3」
★「6」は「1と5」「2と4」「3と3」
★「7」は「1と6」「2と5」「3と4」
★「8」は「1と7」「2と6」「3と5」「4と4」
★「9」は「1と8」「2と7」「3と6」「4と5」
★「10」は「1と9」「2と8」「3と7」「4と6」「5と5」
という10までの数もそれぞれが、幾つかの数の集まりで表現できる事を順に理解できるまで地道に教えてあげて下さい。

この数の合成と分解を理解する事は、のちに学習する足し算・引き算を理解するうえでとても重要になります。

数の合成と分解が分からないままでいると繰り上がり・繰り下がり計算を習う時につまずいてしまいますので、とても大事な勉強です。

大人にとっては簡単なことでも算数を始めたばかりの1年生にとっては、初めて学ぶ事ばかりです。
お子さんが理解できるまで繰り返し教えてあげて下さい (^_^)