図書館で本を予約、そして久しぶりの「火の鳥」にワクワク
先週の週末に、予約をしていた本を借りに図書館に行ってきました。
この日は図書館で借りる本を事前予約したのが2回目でした。
前回は、娘が今ハマっている「怪談オウマガドキ学園」という児童書を借りました。
図書館では最大20冊まで1回に借りることが出来ます。
借りられるだけ借りてたくさん読みたい!という風に言っていたのですが、さすがに持ち帰るにも大変なので・・・とりあえず何と頑張って10冊くらいなら大丈夫かな?という事で最初に借りたのは10冊。
10冊も借りれば十分に楽しんで読んでくれるだろうと思っていたのですが、面白い本なのでスルっと読んでしまい (^_^;)
2週間の貸し出し期間で10冊もあるシリーズ本を何回も読み直していました。
先週末がちょうど返却日だったので、それに合わせて次の本を予約しておき受け取りに行ったという訳ですが、娘は最初に学校でお友達にこの「オウマガドキ学園」という本を教えてもらい、図書室で借りてきていたので何冊かは読んでいました。
それで前回借りたのが10冊だったので、残りのまだ読んでいなくて借りられる本が5冊くらいしかありませんでした。
なので、2回目は娘がまだ読んだことがない貸し出し可能になっていた5冊に、私が読みたいと思っていた手塚治虫さんのマンガ「火の鳥」を一緒に予約させてもらって借りました。
娘は学校で借りて読んでいる本でもまた借りたかったようで、5冊しか予約していないと知ってブーブー言っていましたけど・・・ (ー_ー)!!
私は久しぶりに読みたいと思っていた本を借りられたので、ちょっとウキウキ♬
表紙が、ちょっと渋いですね・・・(^_^;)
「火の鳥」という不死鳥が物語の中心にいて、地球や宇宙を舞台に命や人としての悩みや苦しみ、人生とは?といったちょっと難しい話もあります。
色々な時代設定があって「黎明編」「未来編」「ヤマト編」「宇宙編」「鳳凰編」などなど、幾つかの「編」に分かれています。
いやぁ~~~・・・やっぱり「火の鳥」は面白いです。
私が中学生くらいの時なので、だいぶだいぶ前になりますが (^_^;)
当時、住んでいた家の近所にあった図書館に別の本を借りに行ったときに偶然「火の鳥」を見つけて、名前は知っていたので試しに借りて読んでみたら面白くて、それ以来ふと思い出した時に借りて読む・・・なんていうのを繰り返していました。
「火の鳥」は今までにアニメや映画など色々と映像化されている作品もあります。
私も全部じゃないですけど、テレビやスカパーとかで放送されていたのを何作品か見たことがあります。
「鳳凰編」「ヤマト編」「宇宙編」「異形編」とかを見たことがあります。
そんな中で私が個人的に好きな話があります。
「異形編」のお話です。
「ヤマト編」の話と一緒に収録されています。
蓬莱寺(ほうらいでら)に住んでいる八百比丘尼(はっぴゃく びくに)という尼さんと、左近介(さこんのすけ)の二人が物語の中心です。
左近介とお付きの可平の二人は激しい雨が降る中、お寺に住んでいる八百比丘尼のもとを訪れて殺そうとします。
八百比丘尼は左近介が来ることや、自分が斬られることを知っていました。
そして「この場所は時間が閉ざされています。何日か経ってこの場所が外の世界と違うことが分るでしょう。そしてあなたは死ぬまでここから逃れられない・・・」と告げます。
自分が殺されるというのに笑っている八百比丘尼ですが、結局は左近介に斬られてしまいます。
そして、八百比丘尼を斬った左近介はお風呂に入りますが、ここで左近介が実は女性だったということがわかります。
女の子なのに、父親の天下を取るという欲望のために男として厳しく育てられていたのでした。
次の日に、お付きの可平と帰ろうと寺を出る左近介ですが、いくら進んでも同じところに戻ってきてしまいます。
ここで左近介は八百比丘尼が言った「この場所は時間が閉ざされていて、あなたは死ぬまでここから逃れられない」という言葉を思い出します。
二人は寺に閉じ込められてしまいました。
寺に閉じ込められてしまった左近介は、寺にやってくる病気やケガをした村人たちを助けるために八百比丘尼に変装して対応します。
それを続けていくうちに、このまま自分が寺から出られないとう事実を受け入れて八百比丘尼として生きていくことを決心します。
そもそも左近介が八百比丘尼を斬りにきた理由は、父親の鼻の病気を八百比丘尼が治せると思ったからです。
八百比丘尼を見た父親は、八百比丘尼と左近介が似ていると言い出します。
父親の鼻の病気が治っては困ると思った左近介が、薬を用意する前にが八百比丘尼を斬そうと寺にやって来たのでした。
八百比丘尼と左近介が似ているという事なのですが、実はこの二人は同一人物なのでした。
時間が逆行している寺の中で暮らしている八百比丘尼になった左近介が、時が流れて寺の外の世界で進んだ時間で成長した左近介に斬られてしまう。
その左近介が今度は八百比丘尼になって、また同じように時間が逆行した寺で人々の傷を癒し続ける中で、外の世界の成長した左近介(自分)に斬られてしまう・・・これを永遠に続けていくことになります。
1人の人間が自分を殺して、のちに自分に殺される・・・という無限ループは火の鳥によってもたらされたものでした。
だいぶ端折った内容を書きましたが、本当はもっと奥深い内容です m(__)m
この話を最初に見たのはテレビで偶然見たアニメです。
何だか面白いなぁ・・・と思って印象に残っていたのですが、先週末に借りたマンガの中にこの左近介と八百比丘尼の話が収録させれいる本があり久しぶりに読みましたが、やっぱり面白かったです。
出来れば、もう1回アニメの方でも見たいな~・・・テレビでまた「火の鳥」のアニメ放送してくれないかな。。。
図書館で本を借りたという話から始まったのに、いつの間にか火の鳥の話が多くなってしまいました。。。
今度また他の日の鳥のマンガを借りようかな☆彡
皆様も、もしお時間と興味がありましたら是非一度 m(__)m