【小学3年生・理科】(5-2)こん虫の体のつくり
小学3年生から始まった「理科」の授業。
今回は「こん虫の体のつくりについて」です。
※娘が小学3年生だった2020年度は、新型コロナの感染拡大の影響で1学期の途中まで臨時休校となり自宅学習から始まったので内容については地域や同じ学区内でも習う順序や進み具合に違いがあるかもしれません。
ここでは、娘が学習した順番で書いていきたいと思います。
★2020年の6月頃から分散登校が始まり少しずつ登校するようになっていたので、この辺りから学校で授業を受け始めた内容になっていきます。
「こん虫」の体のつくり
こん虫の体のつくりについて、学校ではモンシロチョウの成虫(せいちゅう)を例として学習します。
チョウの体には「頭」「むね」「はら」の3つの部分があります。
そして「むね」の部分に4枚の羽と、6本の足がついています。
このように、体が「頭」「むね」「はら」の3つの部分に分かれていて、「むね」に6本の足がついている虫をこん虫といいます。
「こん虫」と「虫」は同じ?違う?
普段の生活の中で「こん虫」や「虫」という言葉を使うことがありますが、実は「こん虫」と「虫」には違いがあります。
★「こん虫」は「頭・むね・はら」の3つに分かれていて、むねに足が6本ついている。
★「虫」は、哺乳類や鳥類・魚類・貝類などを除いたこん虫に分類される以外の虫のこと。
大まかな言い方をすると「虫」という大きな括りの中に「こん虫」というジャンルがある、という感じです。
娘の理科のノートにも、こん虫と虫の違いについて以下のように書いていました。
●こん虫の足は6本だけど、虫の足は6本以上ある
●こん虫の足は長い足と短い足が混ざっているけど、虫は長い足だけ・短い足だけになっている
●こん虫の体は「頭・むね・はら」と3つに分かれているけど、虫は「頭とむね・はら」のように頭とむねが繋がっているように見えるものがある
かなりアバウトな感じの分類の仕方ですが・・・ (^_^;)
※なかには例外もあるようなのですが、小学3年生の時点ではこのように大まかな分類での理解で大丈夫なのだと思います。
「こん虫」と「虫」のどっちに分類される?
では、よく見聞きしている知っている虫たちは「こん虫」と「虫」のどちらに分類されているのでしょうか?
まず「こん虫」と言われているのは
チョウョウチョ、トンボ、セミ、カマキリ、クワガタ、蜂(はち)、バッタ、カナブン・・・などになります。
そして「虫」に分類されているのは、
クモ、ムカデ、ミミズ、ダンゴムシなどになります。
頭とむねが繋がっていて、足も6本以上あります。
体は3つに分かれていますが、足が6本以上あります。
「こん虫」の定義に当てはめることが出来ないもの(足が6本以上あるなど・・・)が一般的に「虫」ということになります。
恐らく突き詰めていくと、こん虫と虫の違いの定義ももっと色々とややこしく分類されていたりするのかもしれませんが、3年生の理科では「体が3つに分かれていて、足が6本がこん虫」という事を覚えておけば大丈夫なようです。