「ひらめけ!ナゾトキ学習」ナゾトキ100問に挑戦!
数日前に、松丸亮吾さんのナゾトキの付録が付いている「小学8年生」という学習雑誌を買ったのですが、最近少しずつ娘が「ナゾトキ」に興味を持ち始めてくれています。
謎解きクリエイター・松丸亮吾さんの本
数日前に本屋さんで「小学8年生」という小学生向けの学習雑誌を買いました。
娘が松丸亮吾さんのナゾトキの付録が気になって欲しがった雑誌です。
どうして娘がナゾトキに興味を持ったかというと、2~3週間くらい前の話になりますが私が娘に松丸亮吾さんのナゾトキ本を買ったのがきっかけだったと思います。
「ひらめき王子松丸くんの ひらめけ!ナゾトキ学習」
その時に買った本がこれです。
ナゾトキクリエイターとして色々な番組で活躍している松丸亮吾さんが、テレビ東京系列「おはスタ」という番組に「ひらめき王子松丸くん」として出演し、番組内で出しているナゾトキ問題がまとめられた本です。
こちらのナゾトキ本はシリーズ化されていて、他にも何冊か出版されています。
私が買ったのはシリーズ最初の本でした。
「ひらめき力」や「地頭力」を育てたい
親として学校の勉強が出来てほしいというのはもちろんなのですが、それだけではなくて、「ひらめき力」とか「頭の回転が早い」とか「地頭を良くしたい」とか「頭を柔らかくして物事を考えられるようになって欲しい」とか・・・。
こうなってほしいという希望は、あげたらキリなく次から次に出てきてしまうのですが・・・そういう部分も伸びてくれたら良いなと思ったり。
以前、テレビで「学ぶことを楽しんでほしいという仕組みで作ったのがナゾトキです」みたいな感じのこと(うる覚えですが・・・)を話していて。
分かりやすいヒントを出してあげる事で、子供に問題が解けたという成功・達成体験を与え「解けると凄い!楽しい」と感じてもらい、そこから「もう少し勉強も頑張ってみようかな・・・?」と思わせることが大事。みたいな話を聞いて、確かにそうだな~と。。。
私は、とにかく学校の勉強を頑張ることばかりに頭がいって「宿題やったの?」とか「もう勉強しないの?」とか言ってばかりです。
娘も、私にそんな事ばかり言われてたぶんストレスが溜まっていると思います。
そんな風に言ってばかりじゃダメなのは分かっていても、口を開けばついつい「勉強」のことばかり言ってしまいます (-_-メ)
小学生になって学年が上がっていくにつれて「遅れないように家でもちゃんと勉強させなきゃ」という思いが強くなっていってしまってます。
たぶん今の私のやり方は娘にとってはストレスで、いつか本当に勉強が嫌になって投げ出してしまうかもしれません。
市販されている勉強のドリルを買ったり、ネットで無料でダウンロードできるサイトを利用したり色々やっているつもりだけど、それが娘に合っているのか分からないし、残念ながら上手くいっている様に思えない部分もあるのが現実です・・・。
とにかくうるさく言わずに見守る、頭ごなしにアレコレ言わない・・・も何度もやってみたけど、やっぱり私の中に「学校の勉強が遅れたらどうしよう・・・」という思いが出てきちゃって、結局は娘に「勉強、勉強」と言ってしまうという負の無限ループ (-_-メ)
そんな感じで色々と悩みながらも、娘が少しでも勉強を楽しんで自分からやってくれるようにするにはどうするのが良いんだろう・・・と考えた時の新たな方法の1つとして松丸亮吾さんの本に少し頼ってみようかな?と思って、このナゾトキの本を買ってみたのでした。
「ひらめけ!ナゾトキ学習」の中身
今回買った「ひらめけ!ナゾトキ学習」は、5つのジャンルの問題が全部で100問も掲載されているので、ボリューム満点です☆彡
娘はテレビで松丸亮吾さんが出ているナゾトキの番組とかを見ても、ほとんど答えられません。
たぶん松丸さんが出題するようなナゾトキ問題の解き方や考え方自体を分かっていないんだと思います。
この本では問題の前に解き方の例が載っています。
最初に問題の解き方の説明を見ることで、こういう問題はこんな風に考えると答えが出せるんだな・・・というのが分かる仕組みになっています。
娘には「たぶん最初のうちは分からないと思うから、考えても分からなかったら答えのページを見てもいいよ」と言いました。
「ナゾトキ」そのものを殆どやったことがない娘なので、いきなり解いてみてと言ったところで解けるはずはないのは分かっていたので、とりあえず最初は問題を解くことよりも、答えを知って「こういう問題を解くにはこういう風に考えればいいんだ」という問題を解くための考え方を学んでくれれば良いなと思いました。
最初は答えを見ながら読んでいても、慣れてきたら自分で解いてみようかなと思うようになるかもしれないので、とりあえず最初はナゾトキとはどういうものかを知ってほしいなと。。。
「ひらめけ!ナゾトキ学習」はシリーズで何冊か出でいるので、この本でナゾトキに興味を持ってくれて、他の本も読んでみたいと言ってくれるのを期待している私です。
どのコーナーも最初に問題の解き方例が載っているので、それを参考に同じジャンルの問題を考えていけるようになっています。
【都道府県クロス】
▢にひらがなを入れて、都道府県名を完成させる問題です。
左ページに解き方例が載っています。
左ページにある例題は、2つの都道府県名を考える問題です。
どちらも2文字の県名になります。
2文字めの▢が赤と青の両方の色で囲われているのは、同じひらがなが付くという意味になっています。
左ページの下段に答えが出ています。
例題の答えは「しが(滋賀県)」と「さが(佐賀県)」になります。
どちらも2文字目に「が」が付いています。
こんな感じで最初に解き方を見ることで、このジャンルの問題はどのように考えていけば良いのかが分かるので、他の問題も答えが思い付きやすくなっていきます。
右ページから実際の問題が載っています。
<問題1>は、ひらがな4文字の2つの都道府県名を考える問題です。
例題と同じように赤と青の両方の線で囲われている▢は、どちらも同じひらがな文字が入るという意味です。
つまり、2文字目~4文字目はそれぞれ同じひらがなが付く県名になるという事になります。
問題を見ると、2文字目に「か」が入っている事がヒントとして分かるので、2文字目に「か」のつく県名を考えていきます。
このナゾトキ本では、問題の答えはすぐ次のページに載っています。
<問題1>の答えです。
この問題の答えは「おかやま(岡山県)」と「わかやま(和歌山県)」です。
「おかやま」と「わかやま」は、どちらも2文字目から4文字目が同じひらがなが付く県名です。
問題のヒントに出ていたように、どちらも2文字目が「か」になっています。
答えが分かると「あ~、なるほどぉ!」となりますね (*´▽`*)
※ちなみに・・・この【都道府県クロス】では都道府県名が分かることが前提になってしまいます。
都道府県名は、現時点では小学4年生の社会科の授業で習います。
都道府県名が分からない場合は問題を飛ばすか、もしくはこの本を買ったのを機にナゾトキと絡めて都道府県名を覚えてしまおう!という感じ取り組んでみても良いかもしれませんね (#^^#)
【仲間づくり】
いくつかの言葉の隠れた部分に共通する文字を入れて、仲間になる言葉を作るジャンルです。
左ページに例題があります。
ひらがなの文字が3つ並んでいますが、どれも最後の1文字が〇になっています。
この〇には、それぞれ同じ文字(ひらがな)が入ります。
どんなひらがなを入れたら「仲間になる言葉」が完成するか考えます。
答えは3つとも言葉の最後に「め」が入ります。
「すずめ」「かもめ」「つばめ」となります。
どれも「鳥の仲間」です。
【仲間づくり】では、このような感じでそれぞれの〇に入る共通する言葉を考えていく問題になります。
では、右ページにある<問題1>を考えてみます。
言葉が3つ並んでいますが、どれも1文字目の文字が〇になっています。
3つの言葉が「仲間になる言葉」になるように、1文字目の〇に入る言葉を考えていきます。
わかりましたでしょうか?
答えは「う」というひらがなです。
「うま」「うし」「うさぎ」
どれも1文字目に同じ「う」が付いて「動物の仲間」の言葉が完成しました。
ちなみに右ページにある2問目ですが、この問題では後ろ2文字が〇〇になっています。
これも見えている言葉を見ると、どんな言葉が入るかの想像はつきやすいかと思います (#^^#)
答えは「しゃ」の2文字で、それぞれ上から「きしゃ(汽車)」「でんしゃ(電車)」「じどうしゃ(自動車)」という「乗り物の仲間」の言葉が完成しました。
このジャンルは低学年のお子様でも解きやすい問題かもしれません ☆彡
【推理ワード】
こちらは漢字が分からないと解けないジャンルなので、ちょっと難しいかなというのが私の印象です。
左ページの例題を見ると、漢字の一部だけが書かれている状態です。
この一部しか書かれていない文字を見て、どんな漢字なのかを考えていきます。
例題の答えは「汽車」という漢字になります。
漢字が分かる場合は、割りとスッと答えられるかもしれません。
このように【推理ワード】では漢字の一部分を見てどんな漢字かを推理していく問題になります。
では、右ページの<問題1>を見てみます。
最後の3画だけが書かれています。
この一部だけ書かれている文字を見て、どんな漢字が考えていきます。
答えは「令和」になります。
今の年号ですね。
なかなかタイムリーな問題になっています (#^^#)
ちなみに、右ページの<問題2>はどんな漢字か分かりますでしょうか?
こちらも最後の3画だけが書かれています。
一瞬「んっ?」と思ってしまいますが、よくよく見ると分かります。
答えは「図形」という漢字です。
私は普段、書き順とかを注意しながら書いてない漢字もあったりするので「図形」の「図」の字は改めて書き順を思い出してみると「あ、そっか、そっか~」という感じになりました (^_^;)
【推理ワード】は漢字の問題なので漢字を分かっていることが前提ですが、正しい書き順を知っていることも大事かもしれないですね。。。
【法則カード】
ある決まった法則に従って書かれているカードを見て問題のカードはどんな意味を表しているのかを考えるジャンルになります。
左ページの例題は、ある法則によって「火花」と書かれたカードの裏に「花火」のイラストが、「本日」と書かれたカードの裏に「日本(の地形)」のイラストが描かれています。
では「着水」と書かれたカードは裏返すとどんな物が表れるかを考えてみます。
最初の2つのヒントは「火花」という漢字を入れ替えると「花火」となり、「本日」という漢字を入れ替えると「日本」という言葉になります。
カードの裏には漢字を入れ替えて出来たことばのイラストが描かれています。
この法則に従って問題になっている「着水」の「着」と「水」を入れ替えると出来る言葉は「水着」になります。
従って、例題の答えは「水着」となります。
このように【法則カード】のジャンルでは、どんな決まった法則になっているかを考えて問題を解いていきます。
では右ページの<問題1>を考えてみましょう。
ある法則に従ってカードの裏にイラストが描かれています。
「じじ」と書かれたカードの裏には「虹」のイラスト。
「たたた」と書かれたカードの裏には「サンタ」のイラスト。
問題は「むむむむむ」と書かれたカードは、どんな意味の言葉になるでしょうか?
「じじ」は「じ」が2つ書かれています。
「2つ」は数字の「2(に)」とも言うので「”じ”が”2つ(に)”」で「にじ」となり、カードの裏のイラストが「虹」だったという訳です。
同じように「たたた」は「た」が3つ書かれています。
「3つ」は数字の「3(さん)」と言えるので「”た”が”3つ(さん)”」で「たさん」では言葉として意味がないので入れ替えて「さんた」となりカードの裏のイラストが「サンタ(クロース)」だったという訳です。
この法則に沿って問題の「むむむむむ」はどんな意味を表すか考えてみます。
「む」が5つ書かれています。「5つ」は数字の「5(ご)」なので「”む”が”5つ(ご)”」で「むご(5)」。
これも言葉として意味が変になってしまうので、逆にして「ごむ」となりカードの裏に書かれているのは「ゴム」が正解になります。
このジャンルは学校で勉強しているような内容ではなく、クイズやナゾトキっぽい問題ですね (#^^#)
【計算タイル】
左ページの例題では足し算の計算問題が載っています。
でもよく見ると、数式と答えがあっていません。
では、タイルを1枚動かして正しい数式を完成させてみましょう。
例題では「22+1=14」となっています。
でも「22+1=23」なので、答えの「14」にはなりません。
そこで、答えが「14」になるには、どうすれば良いかを考えてみます。
今は数字タイルが「2」「2」+「1」=「14」となっています。
このうちどれか1枚だけ動かすことで、答えが「14」の数式になります。
「22」の数字タイルのどちらか1枚の「2」を「+1」の方に移動させます。
すると「2」+「1」「2」=となり「2+12=14」となりますので、最初の数式の答えの「14」になりました。
従って例題では数字の「2」のタイル1枚を「+1」の後ろに移動させてあげるというのが答えになっています。
このような感じで右ページの<問題1>を考えてみます。
いきなりの割り算計算がきました・・・ (^_^;)
最初の問題にしては意外と難しいような気がします。。。
「8÷2+6=4」という数式をタイルを2枚動かして正しい数式にします。
意外と難問ですね、しかも動かすタイルも2枚。。。
答えが「4」になるようにタイルを動かすのかなと思って、ずっと考えていたけど私は結局分かりませんでした。
早々に答えを見た私。
その答えを見てビックリ。
何と最初の問題の「8」÷「2」+「6」=「4」の「8」と「4」のタイルの位置を入れ替えると「4」÷「2」+「6」=「8」となり、「4÷2+6=8」で数式が成り立ちます。
答えも変わっとるやないかーーーーーーいっっっ!!!
あっ・・・・・思わず m(__)m
確かに答えが「4」のままだとは一切書いてないです。
・・・はい。
答えが「4」だという前提で考えていた私がダメなのでした。。。
こういう所が柔らか頭ではないという事ですね (^_^;)
これは今の娘には、ちょっとムリだなと思いました。
【計算タイル】の問題は、ちょっとレベルが中難度な気がします。
でも、そんな風に感じたのって私だけかもしれないです・・・今の子供だったらこういう問題もサラっと解いてしまうのかもしれませんね。
もっと頭を柔らかくして物事を見なければッ (●´ω`●)
【計算タイル】の問題は計算問題で数字のタイルを動かして正しい計算式を作るという問題ですが、他のジャンルの問題に比べるとちょっと難しいような気がします。
私も「あれっ!?」と考えてしまうような問題でした。
娘が【計算タイル】の問題をやるのは、ちょっと先の話になりそうな気がします。。。
足し算・引き算の他に割り算とかもあるので、計算方法を分かっていないとちょっと解けない問題もあるので、【計算タイル】は学年によって出来る問題とそうでない問題とに分かれてしまいそうです。
【おまけ】のナゾトキ
おまけ問題として今までより難しい問題が5問あります。
超難問って書いてあるので、たぶん私でも解けないと思います (^_^;)
ちなみに、答えは袋とじになっています☆彡
この袋とじを開けられる日はやって来るのでしょうか???
いつになる事やらな気がしますが・・・とりあえず、簡単なページから少しずつ解いて慣れていってくれたらと思っています (*´▽`*)
全体の問題を見てみて「ひらめけ!ナゾトキ学習」は全体的に小学3~4年生以上が対象のナゾトキ問題かなというのが私の印象です。。。