【小学2年生・算数】(11-3)水の量・ミリリットル(mL)
※算数や国語は、地域や同じ区内でも学校によって習う順番や進み具合に違いがあります。
1学期の終わり頃、もしくは2学期に入ってすぐに「水の量(かさ)」についての学習を行います。
1年生の時は「どちらが多い?」という形で水の量(かさ)について学びましたが、2年生では水の量(かさ)の「単位」について学びます。
ここでは、かさの単位「mL:ミリリットル」について説明したいと思います。
「1mL」と書いて「1ミリリットル」と読みます。
”かさ”の単位の大きさの関係は次のようになっています。
L(リットル)>dL(デシリットル)> mL(ミリリットル)
「mL:ミリリットル」 が一番小さい単位になります。
※L:リットルより大きい単位として「kL:キロリットル」という単位があるのですが、2年生ではL:リットルまでが学習範囲ですのでここでは省きます。
「かさの単位」は簡単なようで意外と面倒だったりします。
いざ問題を解こうとするとちょっとした考え違いを起こてミスしがちです(娘がまさにそうなんで・・・)。
なので、単位同士の関係を覚えておくと単位を換算する問題が出た時などに間違いを減らすことが出来るかと思います。
★1mL の100倍 → 100mL = 1dL
★100mL の10倍 → 1000mL = 1L
1dL の10倍 → 10dL = 1L
つまり 1L = 10dL = 1000mL となります。
この単位同士の換算関係を間違わずに覚えておくことが大事になります。
娘は「単位(長さ・水の量など)」が苦手なので、2年生の個人面談の時などに先生に相談したことがありました。
先生曰くですが・・・教科書やドリルなどに書かれている「単位の一覧表」みたいにを壁などに貼って覚えるというのはもちろん大事なのですが、単位が苦手な子は実際に頭の中で”長さ”や”かさ”の大きさについて想像できていない場合もあるので、実際に目で見て分かる物などを使ってみるのも良いかもしれないですよ、とアドバイスをいただきました。
確かに・・・大人の私でも娘に”かさ”の単位について教える時に一瞬「」
一番わかりやすい例でいうと、牛乳パックです。
スーパーなどで売っているので手に入りやすいです。
子供が目にして分かりやすい物を使って表現して教えてあげるのも良いそうです。
「1000mL」と記載されている大きい箱の牛乳パックがあります。
1000mLという事は・・・?
そうです、1Lです。
この牛乳パックの大きいのは1Lですが、1000mLでもある。
つまり1Lと1000mLは同じ量だというのが見た目で分かるんです。
もちろん、それだけのためにわざわざ1Lの牛乳パックを買う必要はないかと思いますが・・・。
身近な物を使って”かさ”の大きさの関係を説明すると、容器の表面に内容量が記載されている商品もあるので、記憶として残ったり覚えやすいのかな・・・なんて思います。
他にも500mLパックや200mLのパックの牛乳や飲料も売っていますし、あとはペットボトルとかも使えるかもしれません。
牛乳以外でも他の飲料でも1L紙パックの商品もあるので、もしご家庭で1Lパックの飲料を買う機会があった場合は、飲み終わったあとに残しておくとこういう事に使えるかもしれませんね (#^.^#)