短い時間でもサクッと読める「なぜ?どうして?科学のお話 2年生」
子供の頃は些細なことでも「なぜ?」「どうして?」と思ったり感じたりすることが多く、色々と質問されることもあります。
少し前に「なぜ?どうして?みぢかなぎもん 2年生」という本を購入したという記事を書いたのですが、同じ「なぜ?どうして?」の別シリーズの本も買いました。
こちらの本も学年別にシリーズがありますので、子供の成長に合わせて身の回りの生き物や食べ物、地球や宇宙になど色々な種類の疑問のお話が載っています。
「なぜ?どうして?みぢかなぎもん 2年生」の内容も色々あります。
【蚊にさされると、どうして痒くなるの?】
【ナマケモノは本当に怠け者なの?】
【金魚は水道水に入れてはいけないの?】
【蛍はなぜお尻が光るの?】
【ウンチは何で茶色いの?】
【レントゲンはどうして骨が写るの?】
などなど、です。
この本の中で、娘が興味を持ったのは【金魚は水道水に入れてはいけないの?】というお話です。
去年の夏休みに行った近所のお祭りで、娘が金魚すくいをして何匹か金魚を持ち帰りました。
お祭りで釣った金魚をそのまま家で飼っていたのですが、しばらくして残念ながら・・・になってしまいました (>_<)
それを覚えていたのか、このお話を読んだ時に娘が「前に金魚を飼った時って、水道の水を使ったんだっけ?」と聞いてきました。
「そうだったかなぁ~・・・」と私が言うと「だから、金魚が死んじゃったのかな」と言いました。
この本によると・・・『水道水には塩素が含まれています。この塩素は水に住む金魚やザリガニなどにとっては危険なものです。魚は水の中でエラで酸素を取り入れています。その際に塩素が魚のエラを気付付けてしまい、それによってエラがたくさん傷ついてしまうと魚は息が出来なくなって死んでしまいます。でも、水道水を太陽の光に1日当てると塩素が消えてくれるので、魚にも安全な水になります。』
という事で私は余り覚えていないのですが、たぶん金魚を飼った時に普通の水道水をそのまま鉢に入れて育てていたんだと思います。。。
それを娘が覚えていたらしく、このお話を読んで「今度は水を太陽に当てれば大丈夫なんだね~」と豆知識を得たことを得意気に話していました (#^^#)
でもこの本の中で娘が一番興味を持ったのは「科学について」の読み物でした。
【科学の実験 やってみよう からだ遊び・不思議な力】3つの不思議な力を得ることが出来る???というお話です。
そのうちの1つ<指1本で相手を立てなくする力>について。。。
やり方は、相手の人に椅子に深く腰掛けてもらいます。その相手の人の額を指で軽く押さえるだけで、あら不思議☆なぜか椅子から立つことができません。
→ これ、娘が私にやりました。私が立てなかったので大爆笑していました。
では、なぜ椅子から立ち上がれないのか?という疑問ですが。
知っている方もいるかもしれませんが・・・それは「体の重心」が関わってきます。
「体の重心」は頭の真下にあります。なので真っ直ぐ立っている時の体の重心は足の方になりますが、椅子に腰掛けた時は重心がお尻の方になります。
椅子から立ち上がる時は前かがみになって立ち上がるので、重心が足の方に移りますが、額を押さえられていることで重心が足の方に移らないため立つことが出来ないという訳です。
体の仕組みが分かってみると「なるほど~」という感じになるので、実際は不思議な力という訳ではないのですが・・・ (#^^#)
でも、娘は自分の指1本の力だけで大人の私が立てなかったことが余程うれしかったのか、何度もやらされました (^_^;)
そんな感じで、このシリーズの本を娘が気に入ってくれて他の学年の本も読んでみたいと言っているので、機会を見て買い揃えていってみても良いかなと思っています。
1つ1つのお話はそれほど長くなく短い時間でもサックリと読めます。大人が読んでも意外と楽しめる本です☆彡