明日もきっと、はなまる日和

☆子育ての事を中心に日々の出来事を色々と書いています☆

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折り紙で算数の勉強「おりがみで学ぶ図形パズル」

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学校の宿題以外のおうち勉強と言うと、市販のドリルやネット上から印刷できるプリントを解くというのが主なものになるかと思います。

 

我が家でもプリント中心の勉強になっています。

なので、今日は折り紙を使った算数の勉強をしてみました。

 

娘は算数が苦手です。

全てが・・・という訳ではありませんが、単元によって得意不得意があるようです。

 

そんな苦手な単元の1つが図形です。

 

小学1年生の時から算数ドリルやネット上から印刷できる問題プリントなどを使って算数の勉強はしてきましたが、どうも苦手意識が先に立ってしまうからなのか、プリントの問題をいくら解いていっても、解き方を教えたりしてもなかなか理解しにくい事があるようで・・・ "(-""-)"

 

どうしたもんかな~・・・と思っていた時に見つけた本です。

 

算数で大事なのは「公式や解き方を丸暗記する」のではなく「どうしてその答えになるかを理解すること」なのだそうです。

 

算数が苦手な子供は解き方を覚えようとして「どうしてそうなるのか?」を理解しないまま公式や解く方法を丸暗記しようとしてしまうために行き詰ってしまうそうです。

まさに今の娘はそんな感じです (^_^;)

 

ただ単に公式や解き方を覚えただけでは忘れてしまうので、「覚えること」から→「わかる」ことが大事なんだそうです。

その「わかる」ために大事なのは身体的な感覚、つまり「実際に手を動かしてやってみるという事」です。

 

例えば、折り紙の元々の形は「正方形」ですが、それを斜めに半分折ると「直角二等辺三角形になります。意識して考えながら折っていく事で、図形のイメージが自然に頭に入っていきます。

 

正方形の折り紙は、折ったり切ったりする事で様々な形に変形していきます。

手や指を使って実際に折り紙を折っていくとこで、面積や角度・分数やかけ算などの考え方を頭の中でイメージ化することが出来やすくなっていきます。

 

この「イメージしながら折っていく」ことがとても大事で、それには折り紙を折ったり切ったりする作業がピッタリだという事なのだそうです。

 

うーーーーん、まさに算数が苦手で手先がちょっと不器用な娘には、折り紙を折る練習をしながら算数の勉強も出来るなんて、一石二鳥なのではないかと。

 

今の娘は折り紙で鶴を折るとか、椅子やテーブルを作るとか自分が好きな物を好きに折って作るということしかしていません。 

 

いつも問題プリントをコツコツ解いているばかりなので、このような勉強も気分を変えられて良いかもしれない、それに「折り紙で算数を学ぶ」というフレーズがとても魅力的に思えたので、この本を買ってみたのでした。

 

本の最後のページには4枚分の折り紙代わりになる用紙が付属で付いているので、折り紙を用紙しなくても問題ありません。

でも、我が家ではこの臨時休校中に「折り紙万華鏡」を作った時に購入した折り紙が結構な枚数残っているので、たぶん何度も折ったりするだろうし家にある折り紙を使いました (*^^*)

 

本の中身はこんな感じです。

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最初は簡単な問題からです。

 

ページが進むと使う折り紙の枚数が増えていったりします。

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各問題の次のページには答えがちゃんと載っています。

 

分からない時は回答を見てその通りに折ってみることで「なるほど!」と思えるので、それはそれで良いそうです。

 

回答を見ながら実際に自分の手を動かして折り紙を折っていくことで形をつくり、回答の内容を見ながら確かめる。

この体験がイメージする力を養ってくれるのだそうです。

 

問題のレベルは、初級・中級・上級・スーパー問題の4段階の難易度があります。

 

全部で50問ほどあって中学入試レベルの問題も含まれているようです。

娘がそのレベルの問題をやる日が来るのは今は遥か先の先・・・という感じですが (^_^;)

 

大事なのは「楽しみながら学ぶ」です (#^^#)

 

もちろん、問題を見ながら折っていくので自分の好きなように勝手に折っていく遊びではないのですが・・・。

 

それでも、娘が折り紙を折りながら図形を頭の中でイメージできるように少しずつでもなっていってくれたら。。。

それで今までは紙の上だけで問題を解いていて「???」だった内容が、娘の頭の中で折り紙を折った時のイメージが思い浮かんで、それが答えに繋がるようになってくれたら。

 

一見、遠回りに見えるかもしれないこの折り紙も娘にとっては良い選択だったのではないかと、そう思えるようになれば良いなと思って続けていけたらと考えています。