素朴な疑問に応えてくれる読み物「なぜ?どうして?みぢかなぎもん 2年生」
子供の頃は、些細なことでも「なぜ?」「どうして?」と不思議に思ったり、疑問に感じたりすることが多かったりします。
子供は突然「そんな事聞く?」みたいなことを質問してきたりします (^_^;)
そんな「どうしてなんだろう・・・?」「何でこうなんだろう・・・?」といった素朴な疑問に応えてくれる子供向けの本があります。
「なぜ?どうして?みぢかなぎもん 2年生」という本です。
当たり前に知っているつもりのような事でも、いざ娘に聞かれると「あれ・・・なんだっけ?どういう意味だったっけ?」みたいに説明できない事が私はよくあります Σ(゚д゚lll)
本当に素朴な疑問なんですが、ちゃんと説明してみてと言われると出来ないという・・・。。。
そんな素朴な疑問の応えを教えてくれる読み物です。
文字も大きくフリガナも振ってあるので、子供でも読みやすいです。
この「なぜ?どうして?」は1年生~6年生まで学年別にシリーズがあります。
この本は娘が2年生の3学期の時に購入した本です。
「なぜ?どうして?みぢかなぎもん 2年生」では、色々な疑問が載っています。
【どうしてホコリは出るの?】
【どうして血は赤いの?】
【どうして汗はしょっぱいの?】
【タマネギを切ると、どうして涙が出るの?】
【三角定規には、どうして穴があいているの?】
【犬はどうして知らない人に吠えるの?】
【地球は丸いのに、どうして地面は平らなの?】
などなど。
他にも全部で40個くらいのお話が載っています。
確かに私がこんな事を娘に聞かれたら「ん~~~・・・どうしてって言われてもねぇ・・・”そうだから”としか言えないかなぁ・・・」となりそうな内容が多いです (;'∀')
ちなみに【どうしてホコリは出るの?】ですが、「ほこり」は身の回りの物の小さな”かけら”(例えば洋服の布の糸や、お布団の中の綿の繊維など・・・)が集まったもので、最初は小さくで軽いので空中で漂っていますが、そのうち床に落ちます。その小さな”かけら”達が風などに転がされて絡まって目に見える位の大きさになったものが「ほこり」だそうです。
他にも【三角定規には、どうして穴があいているの?】は、三角定規は真ん中あたりに丸や三角の穴が開いていますが、それは紙と定規の間に空気が入らないようにするためです。空気が入ってしまうと紙の上で定規が滑ってしまって正しく線を引くことが出来ない場合があるので、それを防ぐために穴から空気を逃がしています。
また、プラスチックの定規は温度の変化で伸び縮みすることがあるそうです。定規に開いている穴も少しだけ大きくなったり小さくなったりするので、そのおかげで定規の他の部分の伸び縮みが少なくなってメモリが狂うのを防いでくれています。
それ以外にも、定規の穴を指で押さえると軽い力で定規を押さえることが出来たり、穴に指をかけて持ち上げると持ち上げやすくなるなど・・・定規の穴は色々な役割をしてくれているそうです。
確かにウチにある三角定規も穴が開いてました。娘が持っている定規は三角の穴が開いていました。
穴が開いているのが当たり前みたいな感じだったので、どうして穴が開いているのか?なんて考えたこともありませんでした (^_^;)
こんな感じで、子供が「なぜ?どうして?」と思いそうなごくごく素朴な疑問のお話が色々と載っています。
この本を買う前に娘は、こういうのどうかな?気に入るかな?と、ちょっと気にはなったのですが意外と楽しんで読んでいます。
「ねぇママ、ゾウっておならをすると思う?しないと思う?」とか「どうして声って、みんな違うか知ってる?」などクイズ形式で私に聞いてきます。
娘的にはちょっとした物知り博士っぽくなった気分になれているようで、このシリーズの他の学年の本を買ってみても良いかなと思っています。