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【小学2年生・算数】(4-1) ひっ算で行う2ケタの足し算(繰り上がりなし)

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※算数や国語は、地域や同じ区内でも学校によって習う順番や進み具合に違いがあります。

 

2年生の算数では1学期のGW明け頃から「ひっ算で行う2ケタの足し算」の学習が始まります。最初は「繰り上がりのない計算」からです。

 

1年生の時に学習した足し算は「1ケタ+1ケタ」や「2ケタ+1ケタ」、また「20+30=?」などの区切りの良い数字同士の計算でしたが、2年生では「2ケタ+2ケタ」の計算について学習していきます。

 

【例題1】お菓子屋さんで「1つ26円のドーナッツ」と「1つ12円のアメ」をそれぞれ1つずつ買いました。合わせていくらになるでしょうか?

 

まず、この問題を計算式で表してみるとどうなるでしょうか?

→ 「26円のドーナッツ1つ+12円のアメ1つ=?」

→ 「26+12=?」となります。

 

では、この「26+12=?」の計算はどのようにしたら良いでしょうか?

 

【1】ブロック図を使って計算する

① ドーナッツ(26円)、アメ(12円)の金額をそれぞれブロック図で表します。

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➁この2つのブロック図の「10のかたまり」と「1のかたまり」ずつをそれぞれ合わせます。 

➂「10のかたまりが3個で30」と「1のかたまりが8個で

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④30と8を足します → 30+8=38

➄答えは「38」となりました。 

 

【2】計算式を分解して計算する

①問題の計算式は「26+12=?」となります。

➁この「26」と「12」をそれぞれ「10のかたまり」と「1のかたまり」に分解します。

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「26」は「20と6」に、「12」は「10と2」に分けることが出来ます。

 

➂次に10のかたまり同士、1のかたまり同士を合わせます。

f:id:usa87mama:20200318223347j:plain④最後に2つの数30と8を足します → 30+8=38

➄答えは「38」となりました。 

 

どちらの考え方でもこたえの「38」を出すことが出来ました。

この方法は1年生で学習した計算のやり方と同じになります。

 

 

2年生の足し算・引き算ではより大きい数の計算を行うため、一の位・十の位それぞれの位(くらい)を縦に揃える「ひっ算」で計算する方法を学びます。

 

【3】ひっ算で足し算をする

【例題1】の問題を、ひっ算で計算してみたいと思います。

まず、ドーナッツ(26円)とアメ(12円)のブロック図を縦に並べてみます。

そうしたら、一の位同士のブロックを合わせて、次に十の位同士のブロックも合わせてみると以下のようになります。

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このブロック図に数式を当てはめてみます。

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いろいろ長々と書いてしまいましたが・・・ m(._.)m

同じ位(くらい)同士を縦に揃えることで各位が1ケタの計算になるため、それぞれが計算しやすくなります。

 

以下の問題も同じように一の位・十の位それぞれで足し算をする事で計算がしやすくなります。

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【※】1ケタ+2ケタのひっ算の考え方

次の1ケタ+2ケタの足し算の場合、ひっ算ではどのように書いたら良いでしょうか?

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まずは「5+21=?」の足し算のひっ算の書き方について、どちらの書き方が正しいか考えてみます。

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「5」は10より小さい1ケタの数字なので、ひっ算で書く場合は十の位ではなく「一の位」の方に「5」を書く左側の方が正しい書き方になります。

 

同じように「33+2=?」のひっ算のやり方も、どちらの書き方が正しいか考えてみます。

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「2」は10より小さい1ケタの数字なので、ひっ算で書く場合は十の位ではなく「一の位」の方に「2」を書く左側の方が正しい書き方になります。

 

「5」や「2」を「一の位」の方に書いた正しいひっ算の書き方が以下になります。

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あとは、一の位同士、十の位同士で足し算をすることで答えが出せます。

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※1ケタの数字の書く位置によって、計算の答えが変わってしまいますので、ひっ算で書く時には正しく書くことが重要になります。

 

ひっ算で行う繰り上がりのない2ケタの足し算ですが、これをスムーズに行うために大事なのが1年生の時にやった計算カードでの暗算練習になりますので、お子さんが苦手だなと思っているようでしたら平行して計算カードを復習していくのもオススメします。

 

この流れで次は「繰り上がりがある足し算」もやります。

繰り上がりがあると、またちょっとややこしくなりますが1年生の計算が出来れば大丈夫です!

 

娘は今でもたまに計算で凡ミスをしています。計算問題は問題を解く数をこなしていくことで計算慣れしていきますので、一緒に頑張りましょう !(^^)!