【小学2年生・算数】(2)表とグラフ
※算数や国語は、地域や同じ区内でも学校によって習う順番や進み具合に違いがあります。
2年生の算数の最初は「表とグラフ」を学習します。
学習時間はそれほど長くないようです。
3年生では棒グラフ、4年生では折れ線グラフの学習があるようなので、2年生ではその前段階的な「グラフとは何ぞや?」といった初歩的なことを学びます。
2年生で学習する「表とグラフ」は、身の回りにある物やイラストなどを元に同じ分類ごとに整理して、そのデータを分かりやすく表やグラフで表すやり方を学びます。
複数の対象物の数を表やグラフであらわす事で、どれが一番多いか?少ないか?2番目はどれか?など、比較したり順位をつけたりしやすくなります。
【例1】
以下のような果物のイラストがあります。それぞれの個数を数えて表やグラフで表してみましょう。
↑ 果物がランダムに並んだイラストがあります。
まずそれぞれの果物の数を数えて「表」に数量を書いてみます。
こんな感じになりました。
表に物の名前と数を書くと、それぞれの個数が分かりやすくなりました。
次に、この表を元に「グラフ」に表してみます。
それぞれの果物の数量と同じ数の〇を縦に書いていきます。
そうすることで、果物の数以外にそれぞれの数の違いを比べることが出来るようになります。
このグラフでは、一番多いのは「りんご」で、一番少ないのは「メロン」、2番目に多いのは「みかん」という事が読み取ることが出来ます。
【例2】以下のような動物のイラスト(写真)があります。それぞれの数をかぞえて表やグラフで表してみましょう。
↑ こちらの例は何種類かの動物の集まりです。
見ずらい写真でスミマセン・・・<(_ _)>
【例1】の果物と同じように、それぞれの動物の数をかぞえて「表」に数量を書いてみます。
表に書かれた動物の名前のところに数を書いていきます。
次に、この表を元にグラフに表してみます。
各動物の数と同じ数の〇を縦に書きます。
これで例2の方も動物ごとの数の違いを比べることが出来るようになりました。
このグラフで見ると数が一番多い動物は「とり」で、一番少ないのは「パンダ」、2番目に多いのは「犬」という事が分かります。
このように、イラストや写真などのデータを元にそれぞれの個体の数量を数えて「表とグラフ」で表すことで対象物をまとめる・比べる・比較するという事を学習できます。