熱性痙攣(ねつせい けいれん)
娘の夏風邪もほぼほぼ治ったので、今日は夕方に公園に自転車を乗りに行ってきました。
今回の夏風邪では熱が出たので、熱性痙攣(けいれん)を心配したのですが、痙攣は起こさなかったので良かったです。
今回は、熱性痙攣(けいれん)について書きたいと思います。
【熱性痙攣(けいれん)】については、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが…。
小さい子は、熱によって体温が急激に上がった時だいたい38℃以上に上がると痙攣(けいれん)を起こすことがあります。
殆どの痙攣(けいれん)は1~2分から5分以内に自然におさまっていきます。
一般的には全体の2割くらいのお子さんが、発熱時に痙攣(けいれん)を起こすことがあるそうです。
更にその中で3割くらいの子は2回目を起こす可能性もあるようですが、殆どは1~2回起こしただけでその後は起こすことはありません。
成長と共に…だいたい6歳くらいになると熱性痙攣(けいれん)は起こらなくなるのが一般的です。
ただ、娘の場合ちょっと違ってます。。。
娘は小さい頃から「熱性痙攣(けいれん)」をよく起こしています。
娘が一番最初に痙攣(けいれん)を起こしたのは2歳の時。
それから今まで9~10回ほど痙攣(けいれん)を起こしています。
熱が出るとほとんど痙攣を起こしていました。
何回か救急病院に運ばれて、先生からは痙攣を起こしている時間が長く回数も多いので「痙攣重責(けいれん じゅうせき)状態」だと言われました。
痙攣の回数が多かったので、「てんかん」の可能性もあると言う事で、幼稚園に入る前に脳波検査を、幼稚園の年少クラスの夏休みにはMRIの検査をしました。
当時はどちらの検査でも、てんかんを示す値は出なかったのですが、痙攣の回数が多いのでしばらくは注意して下さいと言われました。
娘が直近で熱性痙攣を起こしたのは今年の初めです。
その前は、幼稚園の年長クラスの6月あたりで1年半ちょっと間が空いていました。
熱性痙攣は殆どが6歳くらいを境に起こさなくなると病院でも説明を受けました。
しばらく痙攣を起こしていなかったので6歳も過ぎたし、このまま何も起こらずにいけるのかな…と期待していたところだったので、今年になって痙攣を起こした時は、ちょっとショックでした…。
娘の場合は回数が多いので、何回か救急病院に運ばれた時には先生から「もしかしたら小学校の低学年までは起こるかもしれない…」と言われていました。
それでも、1年半ちょっと痙攣が起きていなかったので、ショックが大きくて。。。
直近で起きた痙攣は、1分しないくらいで意識も回復して今までの娘の痙攣の症状に比べたら凄く軽かったので、成長しついくにつれて症状も落ち着いてくれているのかもしれません。
それでもやっぱり今回の夏風邪で発熱があった時は「痙攣、起きませんように!」と神頼みでヒヤヒヤしながら夜は寝ていました。
今回痙攣が起きなかったのは、たまたまなのか分かりませんが、このままもう痙攣を起こすことなく成長していってほしいです。
ちなみに、2歳の時に初めて熱性痙攣を起こしてから2~3回続けて鼻水の薬を処方してもらっていた時に起こした経緯があったので、救急の先生からは「鼻水の薬、特に抗ヒスタミンの薬が熱性痙攣を起こすきっかけかもしれません」と言われました。
聞いたら、抗ヒスタミンの薬が熱性痙攣(けいれん)を引き起こすきっかけになる場合があると言われました。
「抗ヒスタミン」は、アレルギー性鼻炎や鼻水などの薬に含まれています。
もちろん、全ての原因がそうだとは断定できないと思いますが、娘に関してはそれ以来、鼻風邪を引いても鼻水の薬は飲んでいません。
ただ、厄介なことに娘はハウスダストや気温の寒暖差などに弱いみたいで、よく鼻水を出します。
その度にムコダインやアスベリンという薬を処方してもらっています。
鼻水用の薬を飲めば治りがもっと早いんでしょうけど、学校で痙攣を起こしたら…とか色々と考えると私は正直、怖くてまだ抗ヒスタミンの薬は飲ませるのは躊躇しています。。。
もちろん学校には娘の痙攣のことは話してありますし、何かあった時の対処や連絡も話し合って決めています。
今まで私がいない所で痙攣を起こした事がないので、そうなった時のことはどうなるんだろう…と心配事は尽きません。。。
それでも、成長しついくにつれて痙攣の回数もぐんと減り症状も落ち着いてきているので、鼻水の薬については機会を見て今後、病院に相談してみようかと考え始めるようにはなってきています。
まだまだ安心は出来ませんが、とにかく痙攣がこの先も起きないことを願いたいです。