いもとようこ さん「いつもいっしょに」
娘が好きな絵本の紹介です。
いもとようこ さん作の「いつもいっしょに」という本です。
絵本作家のいもとようこ さん
いもとようこ さんは沢山の絵本を出されています。
「てぶくろをかいに」「ずっとそばに」「どうぞのいす」などなど・・・。
本屋さんに行くと、いもとさんの作品がたくさん棚に置かれていますよね。
大判の大きさの本が多い気がしますけど、どのお話もページ数が少ないので読みやすいです。
オリジナルの作品以外にも、他にも誰もが知っている日本の昔話をいもとようこさんのイラストと文で描かれた絵本もあったりします。
ほっこりするイラスト
いもとようこさんの絵本はどれを見ても、まずイラストが可愛いです。
私はいもとようこさんの事は、娘が生まれて色々な絵本を探すようになって初めて知ったのですが、心がほっこりするような温かみのあるイラストだなと個人的には思ってます。
お話は・・・ひとりぼっちで森で暮らしているクマさん。何をするのもひとりのクマさんのおウチにウサギさんがやってきます。
ウサギさんのためにご飯を作ってあげるクマさんは、久しぶりに嬉しくなります。
でも、ウサギさんのために毎日ご飯を作ってあげたり一緒に遊んだりしているのにウサギさんはニコニコしているだけで何も言ってくれません。
そんなウサギさんに「どうして、だまってるの?」「ぼくのこと、すき?きらい?」と大きな声で言ってしまうのです。
朝になり目が覚めたらウサギさんの姿がなく、またひとりぼっちになってしまったクマさんはそこで初めてウサギさんが自分の側にいてくれるだけで幸せだったというのに気付きます。
ずっと一人だったクマさんの所に来てくれたウサギさん。
初めは「誰かのために何かをする」という事が嬉しくて、それだけで幸せだったクマさんだったのに、だんだんそれだけでは物足りなくなってきてしまう。
だからついつい見返りじゃないけど、自分が色々してあげてるのになんで何も言ってくれないのっ?!・・って大声で言ってしまったんですね~。
「一緒にいられるだけで良かった。幸せだった」と最後にはちゃんと気付いでほっこりした気分になれる絵本です (*´∨`*)
いもとさんのイラストは見ているだけで、本当にほっこりします。
絵本の表紙とかをポストカードで出してくれたら良いのになぁ~。
そうそう!今年のお正月休みに本屋さんに行ったら「かるた」のコーナーがあって、そこにいもとようこさんのイラストのかるたが売っていたのを思い出しました~!! !
娘にかるた遊びを教えるのに買ってみれば良かった~・・・ヾ(。>﹏<。)ノ
今になって思い出した。。。